2016.10.1

「また会いたい」と思わせる” 大人の美しい言葉遣い” 『おもてなし教室』

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10月に入りました。今日はまた少し暑くなりましたね。

それにしても、一瞬輝いたかと思えば、また雲に隠れ、

どうしてそんなにシャイになっちゃったの?太陽さん!




『大人の美しい話し言葉』

 

写真などで見ていた人に実際に会ったとき、「あ、思っていたのと違うな。」と思ったことはないでしょうか?

写真から受けたイメージより、実物の方が良いならいいのですが、

見た目はとても素敵なのに、話してみたら雑だったり、幼稚だったりすると、ちょっとガッカリしてしまいますよね。

昨今は背が高いこと、スリムであること、小顔であること、美肌であることなど、

ルックスばかり気にする方が多いのですが、会話は女性の大きな魅力の一つです。





会話の楽しさには知識の抱負さや思慮深さが反映するので、

教養を身に着け、聡明さを磨くことが大切なのですが、時間がかかります。

でも実はちょっとした言葉選びや、言い換えで、

「感じの良い人」「素敵な女性」という印象を相手に与えることが出来ます。

そのような効果を期待できる、良く使用する言葉の言い換え一覧を作ってみました。




方角・時間

 

そっち  →   そちら    「そちらから、どうぞ。」

こっち  →   こちら    「こちらにおかけ下さい。」

あっち  →   あちら    「あちらにございます。」

どっち  →   どちら    「どちらになさいますか?」

この前  →   先日     「先日お話ししましたとおり…」

さっき  →   さきほど   「先ほどすれ違いました。」

後で   →   後ほど    「後ほどご紹介いたします。」




動詞

 

買う   →   求める    「どちらでお求めになりましたか?」

来る   →   運ぶ     「お運びいただきありがとう存じます。」

会う   →   お目にかかる 「お目にかかれて光栄です。」

座る   →   かける    「こちらにおかけください。」

帰る   →   おいとまする 「そろそろおいとまします。」

はまる  →   夢中になる、とりこになる 「韓流ドラマに夢中で、○○様のとりこになってます。」




日程

 

今日   →   本日     「本日はお招きいただきありがとうございます。」

きのう  →   さくじつ   「さくじつ、お電話いたしました○○です。」

あした  →   みょうにち  「では、みょうにちお電話いたします。」

あさって →   みょうごにち 「みょうごにち、伺います。」

 




名詞

 

服    →   お召しもの    「素敵なお召し物ですね。」

靴    →   お履きもの    「お履き物のまま、お上がりください。」

食物   →   お召し上がりもの 「お召し上がりものをご用意しております。」




家族

 

親     →   (自分の)両親/(相手の)ご両親様

母親・父親 →   (自分の)父・母/(相手の)お父様、お母様

娘さん   →   お嬢さま

息子さん  →   ご子息

だんな   →   (自分の)夫、主人/(相手の)ご主人さま

奥さん   →   (自分の)妻/(相手の)奥さま

 



シチュエーション

 

・久しぶりに会った人に対して、「お久しぶりです」ではなく、「ご無沙汰いたしまして…」

・誰かの息災を訪ねるとき、「お元気でしょうか?」ではなく、「お健やかにお過ごしでしょうか?」

・お土産を渡すとき、「お口に合うとよろしいのですが…」

・お土産をもらったとき、「何よりのお品、有難うございます」。

・伝言を頼まれたとき、「…とお伝えください」に対して、「はい、申し伝えます」

・褒められたとき、「とんでもない」と否定してしまうより、「恐れ入ります」と恐縮してみせる。

 

『大人の美しい言葉遣い』いかがでしたでしょうか?実際に話してがっかりされるより、

「この人と、もっと話したい!」と思われるほうが良いですよね。





とはいえ言葉選びが完璧でも、慇懃無礼な感じを与えてしまっては元も子もありません。

堅苦しいばかりでなく、親しみのこもった感嘆詞なども混ぜながら、

温かい笑顔と優しい声、女性らしいイントネーションで人の心を和ませることが出来るような

魅力的な話し方を目指したいものですね。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。