先生がおっしゃるように「今に感謝して、楽しく生きる」っていいなとは思うのですが、実生活ではなかなかできません。とくに将来の不安が手放せず、我慢我慢、節約節約になってしまいます。どうしたら良いでしょうか?」
ご質問ありがとうございます。我慢も節約も別にいけないわけではありません。楽しいのでしたら。
例えば定年後は夫婦でハワイに移住したいから、節約も工夫しながら楽しくやっている♪などでしたら、とても良いと思います。でも老後にどれだけお金がかかるかわからないし、これから物価もどんどん上がるだろうし、病気になるかもしれないし、介護にもお金がかかるだろうし、何もかも不安。だからとにかく我慢&節約…というのは、そんな未来を自ら創造しているだけです。宇宙は望む望まないにかかわらず、その人がイメージしたものを届けてくれるからです。
それに両親の老後をお世話をしてわかったのですが、介護や入院にはほとんどお金がかかりません。ふつうに国民健康保険や介護保険を支払っている世帯でしたら、出費ゼロだと思います。天国にはお金は持っていけませんから、健康なうちに美味しいものを食べたり、行きたいところに行ったりする方がよろしいのではないでしょうか?
健康、家族、住まい…今あるものに感謝して、日々楽しく暮らしていると、明るく軽やかな波動が発せられますので、それに似合った楽しい現実が引き寄せられてきます。お食事に誘われたり、お年玉はがきが当選したり、作品を褒められたり…。楽しく過ごしていればストレスもありませんので、人間関係もいつも良好。病気にもなりません。
あなたの周りを見渡してみれば、両方の例を見られるのではないでしょうか?未来を心配して我慢する生き方、あるものに感謝して今を楽しむ生き方。
どちらが正しくてどちらが間違っているということではありません。ただあなたがどちらの生き方を選ぶか?なのです。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。