2023.2.13

「見放す」という愛。

☆ 入会情報 ☆ 

紅茶教室 土日11時より開講リクエスト有り。受講生募集1~2名。

フランス刺繍教室 入会随時受付中 平日土日、複数のクラス有り。

フラワー教室 2名より開講 ご希望の曜日と時間をお知らせください。

お菓子教室 テーブルコーディネートコース修了者対象。2名より開講。今期はお菓子のみ。ご希望の曜日と時間をお知らせください。

(2023年2月13日現在。)

2月のティーテーブルはアビラント社のユージェニーで。クリームイエローのリネンクロスシェルマットと合わせて優しく、エレガントなお茶の時間です。

わたくしのブログの読者様は皆様本当にお優しいので、嫌なことでも我慢してしまう方が多いようです。でもいつも言うように我慢は愛ではありません。

あなたのことを大切にしない人…例えば自分の愚痴をただ聞かせるため、あるいは優越感を感じるためだけにあなたを呼びつけるような人を受け入れ続ける必要はないのです。

もしあなたが「こんな役目もうまっぴらだ!」と思い、断る勇気を持ち、実際に縁を切ったなら、その人は自分の言動が友人の心を傷つけていたことを知り、もっと思いやりのある人間に変わるチャンスを得ることになります。けれどもあなたが我慢して受け入れ続けるなら、その人は成長するチャンスを得られないのです。

確かに無条件の愛は慈悲を伴うべきものです。けれどもそれは好き嫌いを持てないということではありません。あなたが嫌なら離れて良いのです。離れていても相手の成長や幸福を祈ることは出来ますね?それが愛なのです。

嫌なことを我慢し続けることは、相手に成長の機会を与えないばかりか、相手と一緒になって自分をゴミ箱扱いしているのと同じです。あなたは自分を一番に大切にするべきです。嫌なことは断っていいのです。

もしあなたが断腸の思いで見放しても、相手は変わらないかもしれません。でもあなたが本当の自分として生きだしたのを見て、相手もそのように生きる選択肢があることに気づくでしょう。それこそがあなたがその人に対してできる最大の贈り物なのです。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。