今夜もBGMは虫の声。穏やかな夜に包まれて平和な日常に感謝です♡
前回「性格は思考習慣」というお話をしましたが、本人を苦しめる代表的な思考のクセとして「0か100かで考える」というのがあります。
たとえば何か問題に遭遇したとして、「0か100かで考える」クセのある人は、「完璧にできないならやらない」となります。でもよく考えればそれ以外にもいろいろな道があるはずです。
・時間をかけて少しずつやる
・余裕のある時にやる
・できるところまでやる
・できるところだけをやる
・規模を縮小してやる
・誰かと協力してやる
・誰かにやり方を教えてもらう
ざっと考えてもこれだけの方法がありますし、さらに二つ三つ、なんだったらすべて組合わせても良いですよね!
0と100の間には1~99まで99個の数字があります「やる」には99通りの方法があるのです。
もちろん「0=やらない」というも本人の選択ですのでそれはそれで問題ないのですが、もしあとでやらなかったことに対して自分を責めたり、やった人を恨む気持ちが出てきたりすれば、苦しむのは本人でしょう。
もしあなたにやりたいことがあれば、勇気をだしてやってみてください。不安が出てきたら、自分に言ってあげてください。
「できるところまででやってみよう」
「途中でやめても良いよ」
「きっと誰かに手伝ってもらえるよ」
「完璧でなくていいんだよ」
たとえ途中でやめたとしても、そこまでやったことは自信になりますし、もし再開するときはそこから始めることが出来ます。周りの人もあなたのチャレンジを温かく見守ってくれるでしょう。
もし「最後までやり遂げないと意味がない」「途中で投げ出すのは周りに迷惑」などといういう人がいたら、それはあなたの不安な心を映しているだけ。見せてくれたことに感謝して、あらためてチャレンジすることを自分に許可できればそれでOKなのです。
「0か100か」の思考を手放して、自由に気楽に生きてくださいね!
世界はあなたの活躍を待っているのです。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。