雨に濡れた満開の桜が、まるで墨絵のようです。
昨日は日曜恒例、『ひとことブログ』にクリックいただき、有難うございました。(^^;
エレアカはテーブルコーディネート教室『食卓の美学セミナー』を開催中。
今月のテーブルコーディネートをご覧入れますね。
4月のテーブルコーディネート。『ベジタリアンたちの午餐会』
ご存知のとおり、午餐会とは正餐をランチタイムに行うこと。
健康的な食生活を心がけるベジタリアンなら、
ごちそうは夜より昼間にと考えるのではないかな、と。
ようやくコートから抜け出した解放感を食卓に表現するためテーブルクロスはなしで、
ガラスの天板に赤の5本ラインが凛々しいぺネロップのテーブルマットを使用しています。
プレートはアメリカ、フィッツ&フロイドのダークグリーンのディナー皿とオードブル皿。
オードブル皿はアスパラガスとラディッシュの2柄あります。
カップ&ソーサーを左上に置いているのはサービスの手間を省くため。
デザートの段になったら、右に置きなおします。
ディナー皿の下にはフランスのピリヴィッツのスクエアプレートを。
テーブルコーディネートをするとき、お皿は3枚まで重ねて良いとされています。
正餐らしい重厚感が増しますね。逆に軽やかにしたいときは、一枚だけで。
グラスはフルート型を。
メーカーは失念しましたが、ステムがライトグリーンところがお気に入り。
ボール部分にはブドウ柄のエッチングが入っています。
ナフキンはシンプルに筒状に巻いてガラスのリングに通し、パン皿の上に置きました。
モダンさやシャープさを出したいときは、あまり凝ったナフキンワークは似合いません。
キャンドルスタンドもシャープさ、モダンさを感じさせるガラス製のものを。
何となくニューヨークの摩天楼をイメージさせる
こちらのキャンドルスタンドもわたくしのお気に入り。
センターピーにはアマリリス、バラ、カラーなどと共にお野菜を使っています。
こなす、アスパラガス、ラディッシュ、ブロッコリー、カリフラワー、すじなしインゲン…
もちろんお出し物にもリフレインするつもり。
センターラインにはピコス(スぺイン料理でタパスと一緒によく登場する乾パン)を
ビレロイ&ボッホの赤い器に入れて並べています。
食べられるフィギュアと言ったところ。
さてお気づきでしょうか?カラーコーディネートは白、赤、グリーンの三色。
そう、クリスマスカラーですが、いかがでしょう?
透明感あふれるテーブルで全くクリスマスっぽくないのでは?
今月のお料理教室はこちらのテーブルコーディネートでお出しするつもりです。
お料理教室の生徒様、どうぞお楽しみに!
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。