来週のフラワーアレンジメント教室『おもてなしのテーブル花』のために
試作しました。お題はこちら↓『ウィンター・ガーデン』(冬の庭)です。
寒さの厳しい頃ですが、好きなお花が出荷される時期なので、
お花屋さんに行くときはウキウキします。ヒヤシンス、ライラック、チューリップ・・・。
中でも1月必ず使いたいのはヒヤシンス。↓
早春の清らかな香りがします。それから春の息吹を感じるゼンマイ。↓
ユニークでチャーミングなニゲラも大好きです。↓
器は浅めのボール型ガラス花器。花器の中心にフローラルフォームを置いて、
リアルモス↓を花器とフローラルフォームの間に入れ込み、
フォームを隠すと共に、ナチュラルさを演出します。
中心にヒヤシンス白、周りにヒヤシンスパープル。
それより10cmほど短く猫柳。(冬の表現に猫柳は欠かせません!)そしてニゲラ。
ゼンマイとミスカンサスは、ヒヤシンスと猫柳の中間ぐらいの長さに。
足元は、ゲーリックとテマリ草で自然な感じに。
最後にミスカンサスを少ししごいて、柔らかくし、
他の植物と植物との間にリボンのように遊ばせたら出来上がり。
植物をあまりびっしり入れ込むと、空気感がなくなって重くなるので、
空間を残しつつ、バランスよく入れること。
寒さに負けず、春に向かって生え出づる生命の健気さと逞しさを表現します。
フラワーアレンジメント教室『おもてなしのテーブル花』は月一回、一回2時間。
ティータイム付き。作品はお持ち帰り。
現在開講中のクラスは満席ですが、2名から新クラス開講可能。
毎月お通いになれない方は、一回きりの受講もOKです。
ご希望の曜日と時間をお知らせください。
花匠さんのモジャちゃん↑とプーちゃん↓。フォトジェニックなワンちゃんたち。
いつも歓迎してくれて有難う!また遊んでね!
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。