厳しい寒さが続きます。家を出るのがおっくうになりますね。
皆様、お変わりありませんでしょうか?
玄関のシューズBOX上の、お見送り花のコーナー、チェンジしたので写真にとってみました。
ムスカリ、プリムラ、アリッサム、アイビー、クッションモスを寄せ植え。
まだムスカリが花茎が伸びていないので、地味ですね。
寄せ植えの両サイドには、ウサギとアナグマの絵皿を。
ウサギの方にはペチュニア、ディジー、スミレ、忘れな草、など好きなお花がいっぱい。
アナグマの方にもジギタリスとブラックベリー、蜂が描かれていて、とても可愛い!
イギリスでストーク・オン・トレントという陶磁器の里を訪れたとき、スポードでセンターピースとして求めたものですが、船便で日本に来る途中に蓋が割れてしまったのです…
でもある時ふと思いついて寄せ植えをしてみたら、とっても素敵!
苗花の素朴さを鉢替わりにしたスープチューリンが、デラックスにブラッシュアップしてくれます。
それ以来、蓋の割れたティーポットや、縁のかけたカップは苗鉢に再利用。
エコなのはもちろん、花の少ないこの時期に花苗をお部屋の中に飾って
日々成長を見ることができる点も好きです。
土が見えると口の中がザラザラするので、必ず水苔で土が見えないように覆うこと。
そうすれば、テーブルにだって置けます。
ただ底穴がない分根が傷みやすいので、水は水苔が完全に乾いてから、少なめに。
置き場はキッチンの窓辺やベランダなど、寒くて直射日光が毎日当たるところ。
暖房の効いた部屋に置くのはお客様の時だけに。
昨日お見せしたヒヤシンスの寄せ植えと共に、センターの球根花だけ変えながら、
これから3か月楽しみます。
欠けた食器を苗鉢に再利用するアイディア、皆様もどうぞチャレンジしてみてください。
器もお花もより一層いとおしくなりますよ。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。