2016.6.7

『水辺のいこい』 6月のテーブルコーディネート

良いお天気に恵まれました。少し蒸し暑かったですね?

 

本日より数回にわたって、テーブルコーディネート基礎コース『食卓の美学セミナー』

レポートをいたします。6月のテーマは『リネンの知識』

初回の今日は、”今月のテーブルコーディネート”をご披露いたします。





親しい友人を招いて、6月の昼食会。テーマは『水辺の憩い』

カラッと晴れた日よりも、むしろ曇りや雨の日を幸せに感じられると良いな…と思って

セッティングしています。

 

テーブルクロスは水辺の植物やそこにに憩う鳥や昆虫たちを描いたプリントもの。

市販されているものでなく、ファブリック(インテリア用の布)で作りました。





テーブルクロスのに使われている色にリンクするように、食器などを選んでいます。

まず、ガラスの30㎝チャージャー(ショープレート)の上に、

スモーキー・ミントのディナー皿、

スモーキー・ブルーとスモーキーミントで魚をモチーフにし描いたオードブル皿

その上に金彩の華やかな、ガラスボールを置いています。

 

食器を重ねるのは、どうしてもフラットになりがちな食卓上に『高さを出す』ための

テーブルコーディネートのテクニック。

食器を重ねるのは基本3枚までということになっていますが、本日は4点重ねています。

うちガラス素材が2点あるので、重い印象はないと思います。





センターピースは極めてシンプルに、グリーンだけ。

器にタニワタリをリング状に丸めて五枚重ね、

ところどころホッチキスで止めて、形を調えます。

タニワタリと器の間にブルーベリーの葉と実を挟み、

白のアジサイを小分けにしたものを、数か所にいれて、出来上がり。

 

シンプルですが、タニワタリのつややかなの緑と波打った葉の形の美しさが生きる、

ナチュラルで今風なアレンジメントになっていると思います。

 

花器は実はパイレックスのリング型。食器も花器に使えますよね。

アレンジメント中央には、ラリックのカエルが潜んでいます。見えるかな?





センターピースの両サイドには、リーフ型のキャンドルを4本立てています。

パリの『ポワン・タ・ラ・リーニュ』のもの。

その足元には、ブドウのツルをセンターライン状にのばしています。

このようにテーブルの上に植物を寝かせるように使用するときは、

おもてなしの最中にしおれないように、必ず吸水の工夫をしてくださいね。

 

ナフキンはテーブルクロスの色から一色を選んで、トルコ石色に。

たたみ方は『ラビット』。生徒様には実習していただきました。

ブログの読者様にも後日お教えいたしますね。





淡いグリーンからブルーが複雑に重なり合い、透明感あふれるテーブルコーディネート。

窓の外は雨でも、このような食卓でのランチなら、雨も恵みと感じられませんか?

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。