2016.3.2

『 一足早く桜のお花見。』 エレアカ3月のインテリア

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3月も二日目。エレアカは2か月連続スミレづくしでしたが、インテリアチェンジ中です。

冬から春へ、洋から和へ。今月はなにせ変えるところが多いので、一日では難しく、

本日は1/3ほどお見せしますね。

 

まず玄関入りまして、正面のイギリス製アンティークのチェストの上、お迎え花はコチラ↓。





桜の枝に、こでまり、カラー、シンビジュームを活けました。

お迎え花はいつもこのスタイル。

両手を広げて『ようこそ、お越しくださいました。』とお客様をお迎えするイメージです。

 

この季節、背景が白い壁でしたら、桜だけ活けるのも素敵なのですが、

我が家の玄関の壁紙はピンクのローズ柄なので、桜だけでは埋もれてしまいます。

背景に調和していることが、インテリアのお花には重要な要素です。

ちなみに、こちらは四日に開講します『おもてなしのインテリア花』のお題になります。

 

さて次は、ダイニングに入りまして、正面のピアノの上のしつらえ。





ヴェネチアングラスのミラーの下に、桜のお扇子と桜のお皿を飾りました。

お扇子、お皿とも金彩が華やかで、ヴェネチアングラスのミラーとも良くあっていますね。

母の写真も片づけ難く、インテリアの一部として飾っております。





桜のお皿は有田の梶兼窯のオリジナル。ずいぶん以前にひとめぼれし購入。

桜といってもモダンな感じで、洋皿にも和皿にも使えるところが素晴らしいのです。

生徒様にもたくさんお分けいたしました。今でも受注生産してくださるはずです。

 

さて、ピアノの両サイド。シンメトリーに配置したキャビネットの上はこちら↓。





桜の枝とチューリップ、スイートコルビリー、タニワタリ。母の写真と小さ目なお扇子も。

とにかくシンメトリーがエレアカの鉄則です。

インテリアを変えると空気が変わり、すがすがしい気分になりますね。

 

日本はお軸や床の間のお花は定期的に変えますよね。

洋の文化では頻繁にしつらえを変えるということはないのですが、

(Xmas以外は、夏前にカーテンを変えたりするぐらいでしょうか。)

日本の精神を洋間で実践するというのは、エレアカのテーマの一つなのです。

 

明日はリビングをお見せできるかと思います。テーブルコーディネートはその次に。

どうぞお楽しみに。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。