3月も二日目。エレアカは2か月連続スミレづくしでしたが、インテリアチェンジ中です。
冬から春へ、洋から和へ。今月はなにせ変えるところが多いので、一日では難しく、
本日は1/3ほどお見せしますね。
まず玄関入りまして、正面のイギリス製アンティークのチェストの上、お迎え花はコチラ↓。
桜の枝に、こでまり、カラー、シンビジュームを活けました。
お迎え花はいつもこのスタイル。
両手を広げて『ようこそ、お越しくださいました。』とお客様をお迎えするイメージです。
この季節、背景が白い壁でしたら、桜だけ活けるのも素敵なのですが、
我が家の玄関の壁紙はピンクのローズ柄なので、桜だけでは埋もれてしまいます。
背景に調和していることが、インテリアのお花には重要な要素です。
ちなみに、こちらは四日に開講します『おもてなしのインテリア花』のお題になります。
さて次は、ダイニングに入りまして、正面のピアノの上のしつらえ。
ヴェネチアングラスのミラーの下に、桜のお扇子と桜のお皿を飾りました。
お扇子、お皿とも金彩が華やかで、ヴェネチアングラスのミラーとも良くあっていますね。
母の写真も片づけ難く、インテリアの一部として飾っております。
桜のお皿は有田の梶兼窯のオリジナル。ずいぶん以前にひとめぼれし購入。
桜といってもモダンな感じで、洋皿にも和皿にも使えるところが素晴らしいのです。
生徒様にもたくさんお分けいたしました。今でも受注生産してくださるはずです。
さて、ピアノの両サイド。シンメトリーに配置したキャビネットの上はこちら↓。
桜の枝とチューリップ、スイートコルビリー、タニワタリ。母の写真と小さ目なお扇子も。
とにかくシンメトリーがエレアカの鉄則です。
インテリアを変えると空気が変わり、すがすがしい気分になりますね。
日本はお軸や床の間のお花は定期的に変えますよね。
洋の文化では頻繁にしつらえを変えるということはないのですが、
(Xmas以外は、夏前にカーテンを変えたりするぐらいでしょうか。)
日本の精神を洋間で実践するというのは、エレアカのテーマの一つなのです。
明日はリビングをお見せできるかと思います。テーブルコーディネートはその次に。
どうぞお楽しみに。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。