さて先日ご質問をくださった方から、再びメッセージを頂戴しました。ご許可を得て、読者様と一緒に考えてみたいと思います。
お世話になってます。
新しい記事を読ませていただきました。
わたしも近いうちに離職を考えています。先生のアドバイス通り、席を離れたりしてました。
その中で、環境は変わらずです。
逆に、離職が高い責任を取って上司が異動されることになりました。
それを知ってなんだか、虚しくなってしまって…人の悪口を聞こえるように言ったり、上司にいいつけたりな人はそのままで、どうして優しい人ばかりが離れなきゃいけないんだろうと…。
わたしもせっかく入職したのに、残念でなりません。神様はいると信じてましたが…、なんだか虚しくなってきました。
優しい人と働きたいと思い続けてます。
前回わたくしがブログでお返事したのが8月27日(記事はコチラ→「とるべきは自分のご機嫌」)まだ2週間しかたってません。現実化が加速していく流れにあるとは言え、2週間では難しいのではないでしょうか?
そしてアドバイス通りしたとおっしゃいますが、悪口大会が始まったら100%の割合で席を離れてはいないのでは?…せいぜい50%、いや30%ぐらいではないでしょうか?それではあなたが嫌がっていることが相手に伝わりませんよね?「ああ、この人はこういう話(悪口や嘲笑)が嫌いなんだな」と分かってもらわなくては意味がありません。
わたくしも経験があるから申し上げるのですが、残念ながらその方たちはあなたのことを仲間だと思っています。もちろんあなたは本心では嫌だと思っていらっしゃるでしょう。でも態度では悪口が始まっても同席し続け、自らは盛り上げないにしろ皆の話を黙って聞いている。本当に嫌なら席を立てばいいし、上司に相談しても良いのです。でもそうせずにただ「優しい人と働きたいと思い続けて」いる。思っているだけでは神様にも、周りにも通じませんよね?
本当にあなたが彼らとは明らかに異なる波動の持ち主であるならば、彼らはあなたの前では悪口を言うことが出来ないはずです。あなたの前ではなんとなく言いづらい、言っても楽しくない…と感じるからです。
現実は鏡です。あなたが変わらなくては、行動しなければ、周りは変わりません。彼らと対立するのではなく、彼らが同類だと思えないような自分になるのです。もちろんそれによってあなた自身が悪口の対象になる可能性はありますね。でも離職しても良いと思っているのなら、何を恐れることがあるでしょう!
あなたは現実の被害者ではありません。あなたには現実を変える力があるのです。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。