2016.8.13

お盆のおもてなしにいかが?『わらび餅の作り方』

お盆ですね。我が家はカトリックなので、

お寺にお迎えに行ったり、お経を読んでいただいたりはないのですが、

やはり母の一周忌になりますので、この時期お参りくださる方をお迎えいたします。

 

昨年は亡くなったばかりで、葬儀や相続などで忙しく過ごした夏でしたが、

今年はなんだかしみじみと淋しくて、泣いてばかり…。

母亡き後もお教室を続けてくださる生徒様もたくさんいらっしゃるのだから、

こんなことではいけないと、自分を奮い立たせたり、

でもふとした時に、母の表情や声や言葉が思い出されて涙がこぼれたり。

いいんだよね…泣いても。

こんなに悲しいこと、きっと一生にもうないと思うから…

 

さて、お参りくださるお客様に何かお出ししなくては。

トライフルというわけにも行きませんので、う~んと…あ、そうだ!わらび粉がありました。

『わらび餅』作りましょう!





材料・・・わらび粉、黒砂糖、あとお水。

 

わらび粉200gをお鍋に入れて、黒砂糖大匙2を加えます。

固まりの黒砂糖だったら、ざっくり砕いてから入れてくださいね。

混ぜながら、お水900㏄を少しずつ加えていきます。

底までよく混ぜて、全体が良く混ざったら、鍋を火にかけます。





木べらで常に混ぜながら強火にかけて、5分ぐらいすると↑のように固まってきます。

サラサラだった液体が、だんだん茶色の半透明に固まってきたら弱火にして、





全体が均一の半透明になって、だまがなくなれば火から下ろします。

途中から混ぜるのが相当重くなりますが、かんばって混ぜます。

(↑のお鍋は小さすぎた感じ。お作りになるときは大き目鍋のご用意を。)





一度水に潜らせたバットに流し入れ、表面をならします。

これがなかなか難しいのですが、とにかくすべてバットに入れて少し冷めてから、

ラップをのせて、その上から手でならすと綺麗に出来ます。

 

これを氷水に浮かべ、もし急ぐのでしたらラップの上にも凍らせた保冷材をのせて、

冷やします。





冷えたら、一度冷水にくぐらせてから、まな板の上でカットします。

こんにゃくみたいですね。





出来ました。お砂糖入り黄な粉をかけました。

黒砂糖で黒蜜を作ってかけても良いですね。

黄な粉かけた、わらび餅…母、好きだったなあ…。





味や食感が好きというだけじゃなくて、

幼い頃、両親や祖母に可愛がられていた頃を思い出していたのかもしれません。

大切にされた思い出は、何十年たってもその人の心を温め続けるものなのですね。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。