少し寒さが和らぎましたね。
部屋の中のほんの少しの陽だまりに、トムがちょこんと座っています。
さて本日はお約束通りに、お菓子教室Cooking & Sweetsの実習風景をご覧いただきます。
お題はもちろんこちら↓。スペインの郷土菓子『アルカザール』(←名前も好き♡)
サックサクのタルト生地と、しっとりリッチなフィリングが魅力。
トッピングもデコレーションもないシンプルな焼き菓子ですが、一口食べるとお菓子好きの人は『!!』となります。
材料はコチラ↓。
タルト台の材料として、アーモンドプードル、薄力粉、バター、卵、グラニュー糖。
フィリングとして、アーモンドプードル、三温糖、バター、卵。
そしてアプリコットジャムと粉砂糖。
タルト生地を作ります。
フードプロセッサーにふるった小麦粉とアーモンドプードル、砂糖、バターを入れて運転。
サラサラになったら溶き卵を入れて、運転。
固まりになってきたら、フードプロセッサーからだし、ひとまとめにし、
円盤型にして、ラップに包んで2~3時間冷蔵庫で冷やします。
固まりになってきたら、フードプロセッサーからだし、ひとまとめにし、
円盤型にして、ラップに包んで2~3時間冷蔵庫で冷やします。
冷蔵庫から出したタルト生地に打ち粉をして、
型よりすこし大きくなるまで麺棒で広げ、型に丁寧にき込みます。
余分な生地を落として、底にオーブンシートとタルトストーンをしいて170度で10分、
ストーンなしで10分焼きます。
フィリングを作ります。
アーモンドプードル、三温糖、卵をボールに入れて白っぽくなるまでよく混ぜます。
溶かしバター、卵白の順に加えてそのつどよく混ぜます。
焼きあがったタルト台にアプリコットジャムを塗って、
フィリングを流し込みます。
170度で30分焼いて、竹串を刺してみて、粘っとしたものがついてこなければ、出来上がり。
冷めたら型からだし、粉糖をかければ出来上がり。
シンプル過ぎましたか?
マニッシュ系美人には気に入っていただけました。
お口に合って何よりです。
こちらの美人、カフェを開くのが夢だそう。素敵!
『ウェイトレスします!』『お客になります!』『え~と、え~と…使い走りします!』みんなで大盛り上がり!
わたくしの焼き菓子も置いてください!
お持ち帰りは、一人3切れ。もう一切れ入れたかったけれど、箱に入らなかった…。(>_<)
夢をお伺いするのが好きです。
資格もキャリアも何にもない、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
時間を忘れるほど好きなことって必ずあるはず。そして月日の中で積み重なっているものも必ずあるのです。
それが収入になるかどうかはべつとして、いつか…と思いながら努力したり、
出会いを大事にしたりすることが大切なのではないかしら?
エレガントライフアカデミーは資格のとれる学校ではありません。
でも夢を実現しようとする勇気が湧いて、自分の未来にワクワクしてくる…そんなお教室でありたいと思っています。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。