2016.2.13

“お誕生日おめでとう!” 『 二月の会 in レストランひらまつ 』のご報告。

本日2月12日は母、原田治子の誕生日!

生徒の皆さんにお集まりいただき、お誕生祝いをいたしました。

会場は、例年通り中州川端のフランス料理『レストラン・ひらまつ』




プライベートでも、フランス料理のマナーのレッスンでも、いつもお世話になっております。

お料理の素晴らしさは言うまでもありませんが、シックで上質なインテリア。

丁寧で温かみのあるサービス、なにをとっても一流です。

本日は10名ということで、個室をご用意くださいました。





お写真の前に母のためのセッティングをしていただきました。支配人の春田さん↓。

お花は『花匠』さんにお届けいただきました。母にぴったりですね!





さて、皆さんご興味津々と思いますのでご許可をいただき、本日のお料理をご披露!

(いつもはお料理の写真は撮らないのですが、今回は個室だったので撮らせていただきました。)

 

まず、アミューズ・ブッシュ↓。『カリフラワーのムース』





お魚料理↓。『真鯛と甘海老のポワレ 甲殻類のムースリーヌ』



メインディッシュ↓。『若シャモの胸肉のロースト ジロール茸のリゾット添え』



デザート盛り合わせ↓。『苺のムースグラッセと赤いフルーツ ピスタチオのアイスクリーム』



それから、母には『ひらまつ』さんから、バースデーケーキのプレゼント。



『Happy Birthday』のメッセージ付き。母も嬉しそうです♪

この後、コーヒーor紅茶とプチフール。目もお腹も大満足。

 

母は子供のようなところがあって、いくつになっても誕生祝いをしていただくのが好きでした。

主婦時代の一年のおもてなしはじめも、たいていが2月の自分の誕生日会。

いつも『すみれ』をテーマに開催したものです。

 

亡くなったら、命日を祝うのかもしれないけれど、母は誕生日を祝ってほしいのではないかな。

来年もこうしてお祝いしてあげれたら、嬉しいな。





母の人生は78年でしたが、私の中や生徒様の中で、こうして生き続けています。

このようにあと20年、30年生きるとしたら、母の人生は決して短すぎることはないよね?

 

思い出の中に生きている…というようなことでなくて、そう。それまでできなかったような、

もっと能動的で、びっくりするような何かをするために、体から離れたのではないかしら。

『自己表現と奉仕』それが母の人生のテーマでしたから、きっと人を助けるようなことのはず。

 

そのためだったら、これからもどうぞ私の心と体を使ってね。

私も精いっぱい、お手伝いするから。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。