本日2月12日は母、原田治子の誕生日!
生徒の皆さんにお集まりいただき、お誕生祝いをいたしました。
会場は、例年通り中州川端のフランス料理『レストラン・ひらまつ』。
プライベートでも、フランス料理のマナーのレッスンでも、いつもお世話になっております。
お料理の素晴らしさは言うまでもありませんが、シックで上質なインテリア。
丁寧で温かみのあるサービス、なにをとっても一流です。
本日は10名ということで、個室をご用意くださいました。
お写真の前に母のためのセッティングをしていただきました。支配人の春田さん↓。
お花は『花匠』さんにお届けいただきました。母にぴったりですね!
さて、皆さんご興味津々と思いますのでご許可をいただき、本日のお料理をご披露!
(いつもはお料理の写真は撮らないのですが、今回は個室だったので撮らせていただきました。)
まず、アミューズ・ブッシュ↓。『カリフラワーのムース』
お魚料理↓。『真鯛と甘海老のポワレ 甲殻類のムースリーヌ』
メインディッシュ↓。『若シャモの胸肉のロースト ジロール茸のリゾット添え』
デザート盛り合わせ↓。『苺のムースグラッセと赤いフルーツ ピスタチオのアイスクリーム』
それから、母には『ひらまつ』さんから、バースデーケーキのプレゼント。
『Happy Birthday』のメッセージ付き。母も嬉しそうです♪
この後、コーヒーor紅茶とプチフール。目もお腹も大満足。
母は子供のようなところがあって、いくつになっても誕生祝いをしていただくのが好きでした。
主婦時代の一年のおもてなしはじめも、たいていが2月の自分の誕生日会。
いつも『すみれ』をテーマに開催したものです。
亡くなったら、命日を祝うのかもしれないけれど、母は誕生日を祝ってほしいのではないかな。
来年もこうしてお祝いしてあげれたら、嬉しいな。
母の人生は78年でしたが、私の中や生徒様の中で、こうして生き続けています。
このようにあと20年、30年生きるとしたら、母の人生は決して短すぎることはないよね?
思い出の中に生きている…というようなことでなくて、そう。それまでできなかったような、
もっと能動的で、びっくりするような何かをするために、体から離れたのではないかしら。
『自己表現と奉仕』それが母の人生のテーマでしたから、きっと人を助けるようなことのはず。
そのためだったら、これからもどうぞ私の心と体を使ってね。
私も精いっぱい、お手伝いするから。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。