2022.11.19

こころの傷を勲章に。

☆ お食事会お知らせ ☆

11月25日金「嵯峨野」、12月10日土「ひらまつ」。詳しくはコチラ→お食事会のお知らせ

☆ 入会情報 ☆ 

フランス刺繍教室 入会随時受付中 平日土日、複数のクラス有り。

フラワー教室 2名より開講 ご希望の曜日と時間をお知らせください。

紅茶教室 1月or2月より開講 2名より ご希望の曜日と時間をお知らせください。

 (2022年11月19日現在。)

11月のフラワー教室では先月に引き続き、トピアリー型アレンジメントをお作りいただきます。ユーカリをベースにランテルディ(バラ)アルプス乙女(ミニリンゴ)でクリスマスデコレーションにも。高さのある花器の場合はアイビーなどの垂らす植物を加えるとナチュラル感とともに、テーブルや背景との調和がとれます。

さてお料理をしているときなど突然手に痛みを感じることがありますね。気づかないうちに出来ていた傷に料理の塩分がしみたのです。

心にも同じことが言えます。誰かの何らかの言動によって私たちは「ひどい!傷ついた!」と憤慨しますが、そこにもともと傷があったから痛みを感じたのであって、傷がなければ痛むことはなかったでしょう。新人俳優は自分の演技に自信がないので「大根」という言葉に傷つきますが、ほかの人にとっては野菜の名前でしかないのです。

ですから、必要なのはまず自分の心の傷を治すこと。傷がある限り、何らかの刺激によってふたたび痛みが引き起こされる可能性があるからです。

「心の傷を自分で癒すなんて、そんなことできたら苦労しない。出来ないから苦しいんじゃない!」

出来ますとも。むしろ心の傷を癒すことは自分自身にしか出来ません。とは言え数十年生きてきますと傷も一個や二個ではないのが普通でしょう。そこで本日は過去の心の傷を一気に癒すワークをお教えします。

  1. 目をつぶって数回深呼吸をしながら、暗闇にひとりポツンと座っている自分をイメージしてください。
  2. 次にぱっくりと空いた生々しい傷口をイメージします。
  3. 自分の手が明るく発光しだし、傷をやさしくなでる様子をイメージします。
  4. 傷がだんだん小さくなって、跡形もなく消えていく様子を見ます。
  5. 「私がこれまで生きてきた中で負ったすべて傷を癒します。」と宣言しながら、大小様々な傷が次々に癒えていく様子をイメージします。(何十個でも何百個でも自分が納得するまでしてください。)
  6. すべての傷が癒えたら、大きく深呼吸。いつの間にか周りはすっかり明るくなっていて、光の中に立っている自分を見ます。
  7. 胸に大きく立派な勲章が輝いているのを確認し、ゆっくりと目を開けます。

 

こちらのワークを一週間、寝る前にやってみてください。気分がすっきりするだけでなく、自分がすごく強くなったように感じられるでしょう。注意点としては傷ついた出来事を具体的に思い描かないこと。ただ”傷”として見てください。

さあ、あなたは今生まれてきた時と同じぐらい、シミひとつないまっさらな心に戻りました。そして胸に輝く勲章はあなたの強さ、偉大さを表しています。あなたを傷つけるものはもう決してないのです。

Category

Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。