2017.4.17

だから雨の日はHappy気分。(写真は「原田家の晩ご飯」)

一日すごい雨…。

役所に花匠さん、果物屋さんと今日は色々な所に行かなきゃならないのにな…。

「雨の中の運転は危ないよね。小ぶりになったら出よう。」

こんな日は、幼い頃の思い出がよみがえります。



「芽キャベツのベーコン炒め」塩ゆでした芽キャベツをベーコン玉ねぎと一緒にバターでいためました。



わたくしの学校は私立だったため、通学はバスを乗り継いで40分から1時間。

こんな雨の日は傘をさしても、帰り着くまでに靴下までぐしょぐしょになってしまいます。

小ぶりになったら、帰ろうと思うのですが、雨はますます激しく。

「ママ…お迎えに来てくれないかな?」

遠慮がちに電話をすると、母はいつもびっくりするほど早く電話に出てくれます。

「章子がお電話するって知ってたの?」

「お迎えに行こうかなって思ってたのよ!すぐ行くからね。」

私は姉に母が迎えに来てくれることを伝え、

母の運転する水色のフォルクスワーゲン(ビートル)が停まるのをふたりで待つのです。



春らしいオードブル「グリーンアスパラガスのタマゴソース」。



有難かったなぁ…。

自分が運転するようになり、今は雨の日の運転の危険さがわかります。

母はワイパーが役に立たないほどの日も、車が泳ぐほどの時も、

いつも何の苦労もないような顔をして迎えに来てくれました。

“仕方なく”ではなく”自分の喜び”として…。

 

今でも母が迎えに来てくれるような気がして、雨の日は幸せな気分に包まれます。

きっとずっと…。そう、私がこの世を去るその日まで。



「鶏もものソテーレモン風味」付け合わせに、ベークドトマトと芽キャベツのベーコンいため。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。