2017.6.10

ひとり4役!?アンダークロス、ドイリーとは?『テーブルコーディネート教室』

皆様は毎日テーブルクロスを使っていらっしゃいますか?

「テーブルクロスはすぐずれるから嫌。」「子供が引っ張って、食器が落ちて割れたらいけないし…」

そんな悩みはアンダークロスで解決します。

 

アンダークロスはテーブルクロスの下着のようなもの。

テーブルには必ずアンダークロスをかけてから、その上にテーブルクロスをかけます。





アンダークロスには以下のような役目があります。

① テーブルクロスがずれないようにする。

② 食器などを置くときの音を吸収する。

③ 地震やぶつかったときなどの衝撃を吸収する。  

④ グラスなどが倒れたとき水分を吸収し、衣服を汚れから守る。

 

②と④の”音”と”水分”を吸収…というのは、「それはそうでしょうね。」という感じだと思います。

やはり一番有難いのは①の”ズレない”ですよね。

布が二枚になっただけで…とちよっと不思議にお思いになるかも知れませんが、

摩擦によって抵抗が大きくなるので、相当な力で引っ張ってもズレなくなります

また意外に有難いのは③の”衝撃を吸収”

わたくしは慌て者なので、テーブルに体をぶつけたりするのですが、

かなり強くぶつけて「あ゛いた〜…(>_<)」という時も

アンダークロスをしているだけでグラスなどは倒れずにすみます。

福岡西方沖地震の時、外から帰ってグラスがテーブルの上にスッくと立っている様子を見たときは、

思わず拍手したくなったものです。





アンダークロスの素材は綿のネルなどの起毛素材が望ましく、デパートなどで購入できますが、

布を購入したり、冬用の起毛シーツをリメイクしたりして自分で作ることもできます。

注意すべきはサイズ。テーブルより少なくとも縦横20㎝ずつ大きく作ってください。

テーブルクロスを一度でまっすぐにかけるのはなかなか難しいもの。

クロスをかけた後、微調整するとアンダークロスごと動くことになるので、

ギリギリだとアンダークロスのかかっていない部分が出来てしまうことがあるのです。

 

さてアンダークロスはテーブルの上にかけて、すべり止めと音や衝撃、水分を吸収する役目をしますが、

同様の目的のためにお皿の上に置く布をドイリーと言います。





レース編みで作られたものが一般的ですが、

カートワークに刺繍を施されたものなどもあり、

器をお皿の上に置いてサービスする時、器がずれるのを防ぎます。





またお皿の間にはさんでおくと、お料理を下げたとき現れてゲストの目を楽しませ、

次のお皿を重ねたときも、皿同士がぶつかる硬質な音を消します

 

ホステスの細やかな心遣いを感じさせるアンダークロスとドイリー、

皆様も是非お使いくださいね。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。