☆ 入会情報 ☆
テーブルコーディネート教室 次回 3月13日(日)2時半時~5時
フランス刺繍教室 入会随時受付中 平日土日、複数のクラス有り
フラワーアレンジ教室 1名分空席あり 土日クラス1時~ (2022年2月23日現在。)
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今日も愛するものたちと幸福な一日を過ごせたことに感謝します♡皆様も素敵な一日をお送りになったと思います。
ずいぶん暖かくなりました。桜の開花ももうすぐですね。3月の食卓の美学セミナーのテーマは『和食器の知識』でした。
120cm丸テーブルに並べられた和食器たち。原田家愛用の品々ですが、どのようにお思いになるでしょうか?「いろんな種類があるな」とお感じになるのではないでしょうか?
そう。和食器の最大の特徴はいろいろな素材、形があること。ディナー皿、ケーキ皿、スープ皿など大体の大きさと形が決まっている洋食器と最も異なる点ですね。
ですから様々な素材、形、深さのものをいかに美しく組み合わせるかという点が和のコーディネートのポイント。ということで、生徒様に一人用のコーディネートをしていただきました。
こちらは半月盆に華やかな色絵の長角皿を向付として用いた春の食卓。磁器、陶器、漆器がお互いを引き立てあっています。形も丸、四角、フリル状などバラエティーに富んでいるので豊かな感じですね。ごはん茶碗と箸置きは桜の意匠で季節感も良く出ています。
こちらは先ほどと同じ半月盆に有田 辻青磁社のリス葡萄柄向付皿を中心に、桔梗柄の京焼湯呑、九谷焼の猪口を組み合わせて。蓋付きの吸い物椀や青磁の割山椒小鉢で立体感もあり、素敵な初秋のコーディネートをありがとうございました。゜
このようにいろいろな素材、色形の食器を調和させてくれるのは半月盆や折敷。皆様も箸置きとともに毎日の食卓でも活用してくださいね。食器とともにお料理も映えるのでよりおいしく感じられますよ。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。