雨上がり。空気が澄みわたって清々しいですね。
明日も一応晴れるらしいです。
貴重な梅雨の晴れ間…。お洗濯に庭仕事に有効活用したいですね。
さてテーブルコーディネート教室『食卓の美学セミナー』の今月のテーマは、
「テーブルリネンの知識」です。
親戚や友人を招く場合には、楽しいムードや個性を表現できるプリントのテーブルクロスがぴったりですが、
好みの柄が見つからないということはない…ということはないでしょうか?
テーブルクロスをかける習慣が根付いていない日本では
国産のテーブルクロスは少なく、また輸入品もメーカーがごく限られています。
そんな時はインテリア用の布、ファブリックからお好きな柄を選んで
テーブルクロスに仕立てるのはいかがでしょうか?
本日はファブリックを用いて作ったテーブルクロスのいろいろを
皆様にお目にかけたいと思います。まずはコチラ↓
黒に近いこげ茶色の地に大きな花、百合、バラ、ジギタリスなどが描かれたファブリック。
カーテン用の生地として輸入された外国製もので、
水はじきするようチンツ加工を施してあります。
ペールピンク、ダルグリーンなどプリントに使用されている色から一色取って、
二重にかけて使っています。
ナフキンもプリントから一色をとった無地をあわせると良いですね。
次はコチラ↓
真ん中の生地はローラアシュレイのファブリック。
アザレアの花をスモーキートーンで描いてあります。
こちらにはアンダーに柔らかい黄色の綿ダマスクを合わせ、
ナフキンには麻のクリーム色を合わせます。
グレージュの地に、マルチカラーで花々がエキゾチックに描かれているテーブルクロスも
チンツ加工が施されているインテリア用の布。
こちらも、紫、オレンジ、ピンクなど
プリントに使用されている色から、ナフキンやアンダーの色をとることが出来ます。
こちらはカーテン生地のレース用のところ見つけたファブリックから作りました。
生地に透け感があるので、アンダーに色物を持ってきて、重ねを楽しむことが出来ます。
白に重ねると凛々しい感じ。ダークグリーンだとシック。
ピンクに重ねると可愛らしい感じ…随分雰囲気が変わりますね。
① 色柄が、豊富。
② チンツ加工など水弾きする加工が施されているものが多い。
③ 幅が150㎝あり、布を接がなくてもテーブルを覆うことが出来る。
など、テーブルクロスにぴったりの条件をクリアしているファブリック。
フジエテキスタイル、(株)トミタ などがエレアカのお勧めです。
どうぞ皆様もファブリックから、お気に入りの柄を選んで
自分だけのテーブルクロスを作ってみてくださいね。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。