2018.2.3

エレアカ復活プロジェクト その③ 『ファスト文化への挑戦状!』

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本日は『ブログで収入』について書くお約束でしたが、

気になることがあったので、そちらを書かせていただきますね。

 

昨日聞いたお話ですが、ブランドバッグを複数所有し、海外にも頻繁にお出かけになるご友人が、

こうおっしゃったというのです。

「100円ショップのお皿とナフキンで十分なもてなしが出来るなら、それが一番じゃない?」

 

 

な、な…なんということでしょう( ゚Д゚)!?

素材、デザイン、色、重さ、薄さ、ツヤ、透明感、味わい、感触、趣き・・・

ひとつひとつ丁寧に作られたお品と、大量生産の物は、全く違います!

金銭的な余裕がない時の一時しのぎならともかく、100円ショップでおもてなしとは…!!

 

日本人は器を手で受けて食事をする数少ない民族であり、

指先の感触の微妙な違いを大切にしてきました。




また、茶道、華道、陶芸、日本料理、歌舞伎などの芸能…など、

今、世界から賞賛される日本文化はすべて『もてなし』から生まれたとされ、

もてなしこそは日本人の心の象徴とも言われてきました。それなのに…!(;_:)

 

今の世の中、一円でも安いもの、一秒でも早いことが求められ、

良い素材で、手間をかけて丁寧に作られるものどんどん淘汰されていっています。

皆様はそれで本当によろしいのでしょうか?

日本から、いいえ世界から“本物”がなくなっても良いと、

それが”時代”なのだとお考えなのでしょうか?





エレアカがお教えするような、物語が聞こえるようなテーブルコーディネート

丁寧なおもてなし、リーフから入れる紅茶、心をこめた焼き菓子、

一輪一輪と語らいながら生けるフラワーアレンジメント、愛を込めた手刺繍、

自分を飾るためでなく、相手を思いやるためのマナー…

そのようなものはこの時代には、もう必要ないのでしょうか?

 

わたくしはそうは思いません。もしほとんどの方がそれを”時代”と言って受け入れるとしても、

最後の一人になってもそれに抗いたいと思います。

 

これは、地方都市のひとつの小さなお稽古教室の存続の問題というだけではありません。

大量生産したものを大量消費する”ファスト”な現代日本に対する、

丁寧に作られたものを丁寧に使う本来の”スローな日本文化”の挑戦でもあるのです。



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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。