気持ちの良いお天気になりました。
早起きして、お洗濯にお庭仕事、お買い物…たくさんのことをしたくなります。
皆様は今日一日どのように活用なさいましたか?
さてフラワーアレンジメント教室が終わり、次は料理教室『Cooking &Sweets』!
お料理とお菓子、毎月交互にお教えしているこちらのお教室。今月はお菓子の月です。
お題は『苺のシャルロット』!レシピづくりのために試作しました↓。
エレアカでは以前より、月によってお客様様へのお出しものを決めており、
それがバターケーキと”苺ババロア”の二種。
この二つを一度に味わえるお菓子として、“苺のシャルロット”にいたしました。
4月の苺は出始めより味もはっきりしていますし、お求め安いので安心してたっぷり使えます。
今回はトップにラズベリーとブルーベリーも飾りました。
“シャルロット”とは、型にスポンジケーキやビスキュイなどを貼り付けて、
中にババロアやカスタードを詰めたもののことを言い、
フランス料理の父アントナン・カレームが、ロシア皇帝アレクサンドル1世のために
“シャルロット”または”シャーロット”は
カスタードを表す古い言葉がなまったという説や、イギリスジョージ3世の王妃の名、
ゲーテの小説『若きウェルテルの悩み』の主人公の想い人の名からとったという説、
女性用の帽子の名前からなどいろいろな説がありますが、
わたくしはフランスでシャルロットの原型というお菓子を見た際、
直感的に『帽子ね!』と思った記憶があります。
側面はこんな感じ↓。
底と側面がビスキュイ。中が苺ババロアとカスタード。トップが生クリームとベリー三種。
さて、お味は?
とっても美味しい♡でもババロアの固まりが悪いのでゼラチンをもう少し足しましょうか。
ビスキュイももう少し固めに焼いた方がいいかもしれません。
でもお味はパーフェクト!
こちらのお菓子、バターを一切使っておりません。
卵白の泡立てで見た目のボリューム感を出していますが、食感は極めて軽やかで、
サラッとお召し上がりいただけます。生徒様方当日をお楽しみに。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。