2016.9.17

カトラリーの賢い揃え方 『テーブルコーディネート教室』

お彼岸も過ぎたなのに、今日はまたとんでもなく暑くなりましたね。

以前は『秋は一雨ごとにやってくる』と言ったものですが…。

 

さてエレアカのテーブルコーディネート基礎コース

『食卓の美学セミナー』の9月は『カトラリーの知識』がテーマです。。

本日はカトラリーの種類と揃え方について、お話ししようと思います。




カトラリーの種類





↑はクリストフルの個人用カトラリー。

ナイフ、フォーク、スプーンがたくさん並んでいますね。

一番右の三本はテーブルサイズ、その隣の三本はディナーサイズ

二本あけて、デザートサイズです。

スタンダードサイズ、ランチョンサイズなど、呼び方はメーカーによって違いますが、

個人用のカトラリーには大きさが異なる3種類があります。

 

ホテルでの結婚式ではナイフだけで、3~4本並んでいることもありますね。

けれども家庭では同じような揃え方をする必要はありません。

 

カトラリーの揃え方

 

エレアカのお勧めは、デザートサイズを家族の人数分から揃えること。

一組のデザートサイズカトラリーで、朝食やランチ、ティータイムはもちろん、

ナイフレストを使用すれば、ディナーでも

オードブル、スープ、魚料理、肉料理、サラダ…すべて賄うことが出来ます。





エレアカで使用するのもすべてデザートサイズ。お使いやすいのではないかとと思います。

 

販売店はテーブルサイズを勧めてくると思うのですが、

テーブルサイズは立派なだけあって、持ってみると結構重く、食事をしながら疲れてくるほど。

私たちの暮らしは、欧米の家庭ほど家もテーブルも大きなわけではないですし、

和食器に合わせることも考えたら、

デザートサイズがちょうど良いのです。

あとはティースプーン。(一番上の写真左から3番目)

紅茶をいただくとき、シルバーのティースプーンを使用するととても優雅な気分になれますし、

ゼリーやソルベをシャンパンクープに盛り付けたときも使えますね。





デザートサイズのナイフ、フォーク、スプーン、そしてティースプーン…

これだけあれば家庭ではまず十分ですが、

もしスープをブイヨンカップでお出しすることがあるなら、

ブイヨンスプーン(一番上の写真の一番左)が必要になりります。

お魚用のナイフ、フォークは、わたくしはいらないかな?と思います。(写真の真ん中2本)

デザートナイフ、フォークでまったく問題ありません。

お財布に余裕があれば…というところ。

 

それよりはソーススプーンがお勧め。(一番上写真の左から5番目)

今から30年ほど前、“ヌーベルキージーヌ”が一世を風靡した時、開発されたスプーンで、

平皿に盛られたソースやソルベ、アイスクリームをすくいやすく作られています。

またナイフとしてパウンドケーキや蒸し魚など、柔らかいものカットすることもできます。

エレアカではクレープシュゼットをお出しするときや、

アイスクリームをそえたタルト・タタン、

オードブルにムースをお出しするときに使用しています。





個人用のカトラリーの種類と賢い揃え方、いかがでしたでしょうか?

これからカトラリーをお揃えになる方のご参考になれば、幸いです。

次回はサーバー用カトラリーのお話しをいたしますね。お楽しみに!

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。