2016.7.22

グラスとクリスタルガラスのお手入れの仕方

今日は一年で最も暑い日、”大暑”だったそうです。

…それほどでもなかった、ですね。

あ、こんなことを言っているとお天道様のプライドを傷つけて、

“あら、そう?じゃあ…”などということになっては大変です。暑かった、暑かった!

 

さて今月はガラスをテーマにお話ししております。

本日はグラスなどガラス器のお手入れの仕方についてです。





グラス・ガラス器のお手入れ

 

まずグラスは、購入後すぐも、しばらく食器棚に入れておいたものも

使う前に必ず洗剤洗い+すすぎしてください。

 

新品でも製造、流通段階でなにが付着しているかわかりませんし、

洗って食器棚に入れているだけで、意外とほこりなどが付着するものです。

 

使用後はすぐに洗剤+お湯すすぎをし、しばらく布巾の上に伏せて置き

水滴はほとんど布巾に吸収されたが、水分は完全には乾いていない状態で、

清潔な麻布で拭いてください。(麻は毛羽が残らない。)

布巾はたくさん用意して、取り換えながら拭くと良いでしょう。

(二度拭きするとベスト!)





布巾の上で自然乾燥させるだけでは、

水道水に含まれるカルシュームなどのミネラル分がグラスの表面に残って、

白いスポットを作ってしまいます。

 

耐熱表示があるガラス以外は、電子レンジ、オーブン、食器洗い機には入れられません。

とくにクリスタルガラス、カットガラス、金彩入りのものは手洗いONLYです。

 

毎回上記のようなお手入れをしていても、だんだんとくすんできたような気がしたら、

台所用漂白剤を薄めたものに、1時間ほどつけてから、拭き上げてください。

カット部分に入り込んだ汚れまですっきり落ちて、新品同様になります。





けれども水滴を拭かなかったことによるスポットは、台所用漂白剤でもとれません。

クリスタルガラスにはクレンザーなども使えないので、

スポットを消すことはあきらめるしかありません。




クリスタルガラスの特製

 

クリスタル…というと固いイメージがありますが、

鉛を25%前後含んだクリスタルガラスは実はカリガラス、ソーダガラスに比べ

とても軟らかく(だからこそカットなどのコールドワークが可能なのですが)、

傷が付きやすく、欠けやすいという側面もあります。

洗う時は柔らかいスポンジを使用して下さい。

 

透明度が高く、光を美しく反射し、指ではじくと澄んだ綺麗な音がする一方、

急冷急熱にも弱く、60℃以上の温度差でひびが入るといわれていますので、

ホットレモネードや焼酎のお湯割りなども危険です。





グラス・ガラスの器のお手入れ法いかがでしたでしょうか?

グラスは食卓の花と言われ、グラスがいくつ並んだかで宴会の規模がわかったと言います。

けれども割れやすいのも確か。購入するときはテーブルに付ける人数分+2~3個がお勧め。

素晴らしいガラス器を使うと、扱う手やしぐさが自然と丁寧に、美しくなります。

エレガントに女性になる近道かもしれませんね!

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。