2016.1.11

コレクター垂涎!『華麗なるオールドノリタケの世界』 

連日寒い日が続いておりますが、

皆様お風邪などお召しになっていらっしゃいませんでしょうか?

本日はいつも応援してくださるBLOG読者の皆様に、目の保養をプレゼント!

オールドノリタケ『すみれ』をご紹介します。





オールドノリタケとは、1800年代末から第二次世界大戦の終わりにかけて

日本陶器(現、ノリタケカンパニー)によって製造され、

主にアメリカやイギリスに輸出された日本製磁器の総称です。

今でこそ日本でも大変人気が高まっていますが、

収集家たちによる熱気に満ちた折衝の本場はやはりアメリカ。

英語専門書も十数冊出版されています。

 

オールドノリタケの素晴らしさは、なんと言っても絵付けの美しさ。

一点一点すべてハンドペイントで施されたそれは、もはや美術工芸品の域を超え、

芸術といっても過言ではありません。





エレアカ所有のオールドノリタケは、大胆な構図と職人の技によって、

華麗に変身した『すみれ』。

鮮やかな紫で、ダイナミックに描かれたスミレの花は、

本来の可憐なイメージから離れ、艶やかでグラマラス。

葉は本物に近くリアルに描写されている一方、花びらは挑発的なとがった形。

茎はぐっとデザイン調に綺麗な弧を描いています。





ふんだんに施された金彩からは、和とも洋ともつかないエキゾチックさが感じられ、

とくに花の輪郭は、古伊万里などに見られる”盛り上げ技法”が用いられ、

海外での人気が高かったというのもうなづけます。

 

コレクター垂涎の的、オールドノリタケ『すみれ』。

いたらない写真と文ながら、この素晴らしさ!少しでも感じていただけましたら幸いです。

 

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。