『師走』…音からしてせわしないですね。
“師(僧侶)も走る忙しさ”という意味と思っておりましたが、
“仕事、四季、年の「し」が終わる”という意味だという説もあるそうです。
こちらも「なるほど~」な説です。
さて11月後半にはクリスマスのインテリアにチェンジしましたが、
本日はエレアカ12月のインテリアとしてあらためてご覧いただきます。
玄関前のお迎え花コーナーはこちら↑。
アンティーク家具の背面のミラーの周りをヒバでアーチ状に飾っています。
ヒバはお水がもらえる工夫をしています。
ワイヤー入りのゴールドのリボンで動きを出して。
トップには真鍮のトナカイのオブジェと松ぼっくり、キャンドルホルダーを。
お花は両サイドの白のデンファレのみ。
お教室のお部屋のピアノの上には藁と木でできたトナカイのオブジェ。
両サイドのスタンドランプの足元には、モミやスキミヤ、ユーカリを使ったアレンジメントを対称に置いています。
ビックコーン(大きな松ぼっくり)やゴールドのリボンでゴージャスに。
ピアノの両サイドのキャビネットの上には、お星さまのキャンドルスタンドや天使のオブジェを。
モチーフが多い分、カラーはゴールド、シルバー、クリアーで統一。
リビングにはクリスマスツリーを。
緑、赤、白のXmasカラーに、ブルーとパープルも加えています。
多色使いですが、全体的にはシックなカラーリングで大人の雰囲気。
玄関お見送り花コーナーには、神のひとり子でこの世の王であるイエズス・キリスト生誕を模した馬小屋のレプリカを。
天使と動物たちに見守られる聖家族のところに、3人の博士が来訪する場面…。
気高くも清貧なこのシーンは何度見ても心が洗われるようです。
12月のインテリアをざっとお目にかけました。まだまだ見どころたくさんですので、
生徒様はお教室日をお楽しみに!
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。