…雨ですね。10日は雪の予報が!?。
エレアカ30周年新年会&原田治子誕生日のお食事会なのに~。
実は昨年も新年会が雪で流れているのです。くすん…(;_:)
皆様無事ご参加くださるかな?
さて2月テーブルコーディネート教室『食卓の美学セミナー』のために用意した2卓のうち、
昨日は洋風のティーのテーブルコーディネートをお目にかけましたので、
本日は和のコーディネートをお目にかけますね。
こちらは2月の花“スミレ”をテーマにしたお茶のテーブルコーディネート。
短歌のお稽古の帰りに、同窓生にお寄りいただいて、
おぜんざいとお茶でささやかなおもてなし…というシチュエーションです。
テーブルクロスの薄いパープル。シルクのような光沢感が優雅な雰囲気。
漆器の丸盆と蓋付椀の黒で引き締めて。
ナフキンの黄緑色で、フレッシュさを出しています。
柔らかい光沢が上品なお盆とお椀は中山塗。スミレが手書きで描かれています。
若竹色のお箸は輪島塗。
お椀にはもちろんおぜんざい、小さいひし形の小皿には塩こぶを盛るつもりです。
紫と黒だけでは少し寂しいので、朱色が印象的な湯飲みとと茶托で華やかさをプラス。
女性のお集りらしくなりました。
キャンドルホルダーとフラワーベース(ラリック)のみ洋で。
クロスオーバーのコーディネートの成功のカギは和洋の比率をどちらかにぐっと傾けること。
花材はリューココリーネ、オオニソガラム、雪柳、スキミア、ゲーリック、アスパラガス。
フローラルフォームを用いたアレンジメントに、モールを刺して吸水させています。
洋風な空間で和のテーブルコーディネートをするとき、気を付けているのは、
和の色彩や空間の美を生かすということ。お手本は鹿鳴館時代の洋と和の融合です。
追憶の日々 美しをり 冬すみれ 奥村勝子・作
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。