2016.3.8

“ダイニングルームでお花見を…”『桜の宴』テーブルコーディネート教室

本日は、テーブルコーディネート基礎コース『食卓の美学セミナー』でした。

セミナーのために用意したテーブルコーディネートを皆様にもお目にかけますね。




テーマは『桜の宴』。桜の木の下でのお花見は、時期が早すぎたり、散ってしまったり、

日程を合わせるのがなかなか難しいですよね。お家でのお花見はお天気の不安もありません。

とは言え、本物の桜の枝はセンターピースの3本のみ。後は食器の桜を楽しみます。





黒に銀彩の半月盆に、梶兼窯の桜のお皿(九寸)。その上にお懐紙をしいて蓋物を置いています。

桜の箸置きは柿右衛門。ここまですべて有田焼。桜の湯のみは京焼です。

鶯色のカードには扇面にカットされた桜の絵。

グリーティングカードですがメニューカードとして用いる予定です。




イメージしましたのは、桜の木の下を流れる川での、川下りの様子。

青磁色のテーブルクロスは川を、ナフキンは水面にたつ波を表しています。

黒の半月盆は屋形船。湯飲みやフィギュアとしておいたハマグリの小皿は、

まるで水面を流れていく桜の花びらのよう…。





ちょっと変わったセンターピースは、ボヘミアンガラスの大型コンポートを

シャンパンクーラーとして用い、カラーと桜の枝、フキノトウを一緒に生けています。

 

今回は船でお花見をしながら、お酒やお料理を楽しむ様子をイメージしましたが、

“桜”といってもイメージするものは人それぞれ。

墨色の背景に浮かびたつ夜桜をイメージする人もいれば、

菜の花畑の真ん中にたつ、一本桜をイメージする人もいるでしょう。

 

一人一人が思い描く”桜をテーブルリネンや食器を用いてどのように表現するか、

どのように表現すれば、相手にその景色を見た時の感動を伝えることが出来るのか…。

それがテーブルコーディネートの難しさであり、楽しさでもあります。

絵を描くように、音楽を奏でるように、

自己表現としてのテーブルコーディネートを楽しんでみませんか?

 

エレガントライフアカデミーのテーブルコーディネート基礎コース『食卓の美学セミナー』

ただテーブルコーディネートをお見せするだけでなく、

何をイメージして、どのように作り上げていったかをご説明。

ご自身がコーディネートするときの、考え方のヒントにしていただけます。

 

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。