地震発生から一ヶ月。熊本にお住まいの生徒様に伺ったところ、
回数は減ったものの、いまだ余震が毎日のように続いているそう。
エレアカにも熊本地震義援金の募金箱設置いたしております。
募金箱はいたるところで見かけるものの、本当にきちんと被災者に届くのか不安…
というお声を聞き、エレアカでは、熊本県の福祉課・義援金募集係りに直接送金。
さらに用途を『被災者直接支援』に指定致しております。
もし「被災地に直接足を運べないけれど、何かできることを…」というお気持ちの方が
いらっしゃいましたら、エレアカの玄関廊下に設置してあります
『熊本地震義援金募金箱』をご利用ください。
お気持ちと共にお預かりし、責任を持って送金させていただきます。
さてこのところ連日テーブルコーディネートをお見せしましたので、本日は中休み。
お庭のお花をご覧いただこうと思います。
ガレージ壁を飾る『アルべリック・バビリエ』と
玄関ポーチの『アイスバーク』は満開を迎えております。
エレアカの建物前の通りは池に面しており、お散歩コースなのですが、
「ここ、バラ園?」とお話しなさりながら歩いていらっしゃる方がいらっしゃいました。
バラ園ではないですが、『エレアカ・ガーデン』生徒様のためのお庭です。
私は専属ガーデナーというか、管理人です。
朝、お教室のフランス窓から玄関ポーチを見たところ。
エレアカのテーマカラー『シーホーム・グリーン』にアイスバーグの白が清々しいですね。
玄関ポーチには、アイスバークに交じって、もう一本のバラ、
ホワイト・ピンクの『ニュー・ドーン』が咲きだしました。
『ニュー・ドーン』とは“新しい夜明け”という意味。希望に満ちた素敵な名前ですよね。
枝が太く、棘の鋭いつるバラ。枝の長さ5~6メートル。
日陰に強い、繰り返し咲き。微香。病虫害に強い強健種。うん、元気が何よりね!
フロントガーデンの『ピエール・ド・ロンサール』も満開を迎えております。
『ピエール・ド・ロンサール』とフランスのルネッサンス期の詩人の名前。
蕾は白、開くと中がピンクのゴージャスなつるバラ。枝の長さは4mぐらい。
病虫害に強く、繰り返し咲き。でも5月の花が一番大きく、たくさんつきます。
玄関ポーチを突き抜けて突き当たり、最東の特等席にはもう一本つるバラが。
祖母と同じ名『ユキ』。繰り返し咲き。枝は太く、棘も固くて多いので誘引は大変。
枝の長さ4~5m。黒点病、うどんこ病、スリップス、ゾウムシなど…病虫害に弱い。
でも花は大きくゴージャスで,香りも良い。
いつまでも続いてほしいバラの季節。でもそうもいきません。盛りは今週末までかな。
来週いっぱいご覧いただけるといいのですが。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。