同時多発テロ後、トリコロールに染まったエッフェル塔が、グリーンに衣替えしましたね。
COP21(地球温暖化を話し合う国際会議)が本日から、パリで開幕します。
すべて元通りとはいかないものの、前へ進んでいかねばなりません。
温暖化は待ってはくれませんし、先進国の私たちは加害者になる可能性すらあるのですから。
さて、わたくしがスタージュ(修行)をしたParis16区のフローリスト
comme au jardinから、花だよりが届きました。
今年のディスプレイの写真をリクエストしていたのです。
店主のイブです。ブティックのディスプレイ用に白いツリーを制作中。
今年は、白か。白いツリーが流行る年は景気が上がるといいますが・・。
お店の軒下にはいつも鉢物がいっぱい。ポインセチアがクリスマスっぽい。
このあたりは住宅街なので、庭やベランダに飾る鉢物がギフトに、自宅用によく出ます。
バラの大きなブーケ。白、黄色、ピンク、赤・・・ゴージャスで綺麗です。
ヒヤシンスや水仙、もう花を付けています。
店内には、アマリリス、ヒヤシンス・・・チューリップまで!
こちらはオランダからの輸入だそう。
個人的には秋には秋の花、冬に冬の花を使いたいと思います。
温室で無理やり咲かせたお花は、なにか語りかけてくるものがない・・・というか。
こちらは、枯れ枝でベースを作り、ドライフルーツを飾ったツリーと、
モミの木の小枝で作ったツリー、飾りつけはお求めになった方の楽しみに。
ドライフルーツで作ったフラワーケーキ(?)、可愛くて美味しそう!
イブは芸術家肌のフローリスト。でもけっして花をモノ扱いせず、
花の声を聴き、一輪一輪の個性を生かした作品を作ります。
さて、12月のエレアカのフラワー教室『おもてなしのテーブル花』は
恒例、クリスマスリースを作り。
本物のモミの枝を使って、ご自宅の玄関に飾るリースを作っていただきます。
リボン、松ぼっくり、リンゴ、オーナメントなどは
それぞれがお好きなものを選んでいただくので、
世界でたった一つのご自分だけのリースができます。
16日1時~のクラスは満席ですが、
特別レッスンもできますので、ご興味のある方は、リクエストくださいね。
お問い合わせは、コチラから。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。