雨も上がり、さわやかな気候になりました。
ご近所をお散歩するといたるところから、金木犀の香りが…。懐かしいな。
学校帰り、よく何回金木犀の香りを嗅げるか数えながら歩いたものです。
本日は久しぶりにエレアカガーデンのお花の写真を撮ってみました。
ホトトギス。背丈は50~60cmほどの宿根草。半日陰から日陰を好み、一度植えるとどんどん増えます。
お花は小さいのですが形が面白く、ランダムなドット柄が凝っています。
青みあるマットな質感の葉、茎の曲線も美しいです。
お茶花として有名ですが、洋風なアレンジメントに入れると、エキゾチックな魅力が出ます。
ツワブキ。茎を佃煮などにしますね。こちらも宿根草ですが、実生でも増えます。
半日陰から日陰を好み、この季節になるとそれまで目がいかなかった陰のところに、
キラキラ大きな黄色の花が咲き、突然庭の中心になります。
葉の形は蕗に似ていますが、ずっと深い緑で分厚く、エナメルのようなつやがあります。
元来丈夫な植物ですが、水が落ちやすいので切り花には不向き。
黄花コスモス。ピンクや白の普通のコスモスより花が小ぶりで、オレンジ~赤の花を咲かせます。
日向を好む一年草ですが、実生で咲くことも多いです。
ブルーサルビア、ブルーセージなどの宿根ハーブ類。
青から紫色の花、青みかがった葉が綺麗。ハーブだけあって、触れると良い香りがします。
春から枝が伸びだしますが、ほっておくととんでもなく背丈が伸びるので(2m越え)、
2回ほど、半分ぐらいの丈に切り詰めています。
開花が半月ほど遅れますが、こんもりと形よく茂みを作ってくれます。
毎年夏は水やりで精いっぱいで、ガーデニングはお休みします。
それでも涼しくなると宿根草が咲きだして、庭を彩ってくれます。
そろそろ来年春の庭の計画を立てるべきころ…。でももう少し、秋の庭を楽しみましょうか。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。