2016.10.21

モンブランタルト試作中。どんなことでも3回チャレンジ!

今度は鳥取で地震発生?また大きな被害が出た模様です。

夜になっても余震が続き、避難所で不安な夜を超す人も多いことでしょう。

また「あれは前震で、今度のが本震だから。」と言われそうで、否応にも緊張がつづきます。

どうぞ皆様くれぐれも心身おいとい下さいますよう…。

 

10月のお菓子とお料理のお教室Cooking & Sweets のために、

再びモンブランタルトを試作いたしました。





絞り出し…まだヘタですね。だって手がまだ痛いんだもの!傷は治ったものの、腱鞘炎的な痛みが引かず…。

トムはあの時以来、人の血の味を覚えたらしく、ガブガブ嚙んできます。

爪は切れても、歯は切れないし、私いつか食い殺されるかも…。

 

さて試作2合目は、モンブランクリームにバターをいれて固めに仕上げました。

粉砂糖をかけても溶けないし、カットしてもだれない、ほどいい固さですね。





黄色いフィリングは一見、カスタードクリームですが、さにあらず。レモンカードでもないですよ。

でもこちらはお教室当日までのお楽しみにとっておきますね。

 

いざお味は…。あら、甘味が足りない。前回は味はパーフェクトだったのに…。

今回はモンブランクリームにお砂糖を足す必要あり。

黄色のフィリングももう少し味をはっきりさせないと…。

それからすこし固めに作りすぎましたね。

カットはし易いけど、口の中で4層が同時に溶けるようにしなければ。





『どんなお料理でお菓子でも、3回トライしなさい』と母がよく申したものです。

1度目2度目が上手く出来なくても、3回目は、必ず成功するから…ということ。

失敗も不出来も私かすべてしておけば、生徒様はせずに済みますしね。

あと一回作れば、さすがに整うはず。

 

今度こそ味も見かけも食感もパーフェクトなモンブランタルト、作るぞ~!

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。