2016.8.1

一足早く秋メニュー☆ 『アップル・プラム ポークロール』

8月に入りました。新しい都知事も決まり、気持ちも新たに励んでいきたいものです。

…とはいうものの、連日のこの暑さ。一ヶ月生きていけるかな…?

 

さて今日は9月からまた始まるお料理教室『Cooking & Sweets』 のために、

試作をしました。『アップル・プラム ポークロール』





では作り方、いってみよう!



豚肉固まりを2本用意。それぞれ観音開きにして、塩コショウをします。



片方のお肉の中央ににリンゴを並べ…



さらにプラムを置きます。



その上にもう一枚の豚肉をのせて…



タコ糸で縛って、リンゴとフラムが隠れるように形をととのえ、

表面に塩コショウとガリーリックパウダーをふりかけます。





フライパンで表面に焼き色がつくまで焼きます。

転がしながら6面をしっかり焼いて、味を閉じ込めて。





煮込み用鍋に豚と水、白ワイン、香味野菜と固形ブイヨンをいれて、

蓋をして蒸し煮にします。





蒸し終わったら、豚を取り出し、煮汁は網で濾します。



粗熱が取れたら、カットして出来上がり~♪

煮汁はコンスターチでとろみをつけてから、生クリーム少々を加えてソースにしました。

カントリーポテトとすじなしインゲンを添えました。

 

さて、試食。

う~ん、美味しい♡ 豚と林檎が絶妙にマッチ!

ソースもさっぱりしててポークロールを良く引き立てています。





今回肉は豚ヒレを使いましたが、少し脂肪のある部位の方が、しっとりするかもしれない。

本当はジビエ肉を使いたいところですが、

でも、私の料理教室は“手に入りやすい材料を使って”がコンセプトなので…。

 

蒸し煮にするときに使うワインは赤ワインでもいいかな?

すこしブランデーも加えて。

白ワインなら、ソースにするときにマスタードを加えるとよさそう。

 

本番までにはあと、2~3回試作する必要がありそうです。

オードブルや、スープ、デザートも合わせて

美味しく整えますので、楽しみにしててくださいね。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。