8月に入りました。新しい都知事も決まり、気持ちも新たに励んでいきたいものです。
…とはいうものの、連日のこの暑さ。一ヶ月生きていけるかな…?
さて今日は9月からまた始まるお料理教室『Cooking & Sweets』 のために、
試作をしました。『アップル・プラム ポークロール』。
では作り方、いってみよう!
豚肉固まりを2本用意。それぞれ観音開きにして、塩コショウをします。
片方のお肉の中央ににリンゴを並べ…
さらにプラムを置きます。
その上にもう一枚の豚肉をのせて…
タコ糸で縛って、リンゴとフラムが隠れるように形をととのえ、
表面に塩コショウとガリーリックパウダーをふりかけます。
フライパンで表面に焼き色がつくまで焼きます。
転がしながら6面をしっかり焼いて、味を閉じ込めて。
煮込み用鍋に豚と水、白ワイン、香味野菜と固形ブイヨンをいれて、
蓋をして蒸し煮にします。
蒸し終わったら、豚を取り出し、煮汁は網で濾します。
粗熱が取れたら、カットして出来上がり~♪
煮汁はコンスターチでとろみをつけてから、生クリーム少々を加えてソースにしました。
カントリーポテトとすじなしインゲンを添えました。
さて、試食。
う~ん、美味しい♡ 豚と林檎が絶妙にマッチ!
ソースもさっぱりしててポークロールを良く引き立てています。
今回肉は豚ヒレを使いましたが、少し脂肪のある部位の方が、しっとりするかもしれない。
本当はジビエ肉を使いたいところですが、
でも、私の料理教室は“手に入りやすい材料を使って”がコンセプトなので…。
蒸し煮にするときに使うワインは赤ワインでもいいかな?
すこしブランデーも加えて。
白ワインなら、ソースにするときにマスタードを加えるとよさそう。
本番までにはあと、2~3回試作する必要がありそうです。
オードブルや、スープ、デザートも合わせて
美味しく整えますので、楽しみにしててくださいね。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。