「タレントになりたい」「サッカー選手になりたい」など将来の展望は人さまざまだと思いますが、「人から愛されたい」「大切にされたい」というのは多くの人にとって共通の願いだと思います。
では人から愛されるにはどうしたらよいのでしょうか?『宇宙の法則』をご存じの皆様はお分かりですね?そう、自分で自分のことを愛するのです。
外の世界は自分の鏡ですので、自分が自分を愛したなら、周りもあなたを大切にしてくれます。しかし自分が自分を嫌っていたなら、周りからも嫌われているような気がするでしょう。
「いいえ、私は私を愛しています。でも周りが私を嫌うんです。」と言いたいですか?いいえ、相手はあなたに自分を見ています。愛にあふれた人はあなたに愛を見ますし、自己否定感の強い人はあなたを否定的見るのです。それぞれが自分の投影を見ているだけ…それに気が付けば「人からどう見られているのだろう?」と考えることが無意味だとわかりますね。
では自分を愛するにはどうしたらよいのでしょうか?
ダイエット…などと言わないで食べたいものを食べさせてあげる。年齢的に…とか言わずに着たいものを着させてあげる。社会人としてのマナー…とか言わないで、やりたくないことはやらせないであげる。何か出来たら小さいことであっても「すごいね!」「よく出来たね!」「わたしって天才!」と言ってあげるのです。
出来ないことがあってもそんな自分を愛してあげる。失敗してもダメな自分を許してあげる。わがままや悩みを聞いてあげて、許して、受け入れてあげるのです。
鏡の前に立ているとして、あなたが微笑まなければ鏡の中のあなたは微笑みませんね。人に認めてもらおうと頑張るのは、自分が微笑まずして鏡の中の人を微笑ませようとするようなものです。どんな自分でも受け入れてあげてください。ダメなところも愚かなところも恥ずかしいところもすべてが愛しい自分です。
大丈夫、ほかの人だって大差ありません。自分の欠点を受け入れているか受け入れていないかの違いです。
あなたが自分のすべてを受け入れられるようになった時、ずっと望んでいたような優しい現実の中にいる自分に気づくことになるのです。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。