2016.8.22

人生をハッピーに! より良い人間関係のきずき方 『おもてなし教室』

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リオデジャネイロオリンピック、大成功のうちに幕を閉じました。

ドーピング問題やブラジル国内の格差問題、などいろいろな問題を抱えての開幕でしたが、

終わってみれば近年まれにみる感動的な大会だったのではないでしょうか?

それはなにより選手たちの人間ドラマが映し出された大会だったから。

もしかしたらブラジルという国の持つ飾らない温かな空気が、

ただ自分がメダルを目指すというだけでなく、

チームメイトや相手選手のために泣いたり、笑ったり、

損得抜きに人を助けたりする”人間らしさ”を引き出したのかもしれません。

有難うリオ。有難うブラジル。有難う選手たち!

 

さて今年はお休みしておりますが、『おもてなし教室』の9月は

「より良い人間関係」がテーマです。

未熟者の私がおこがましいのですが、本日より少しずつ母のレジメに基づいて、

“より良い人間関係の築き方”をお話しさせていただこうと思います。





私たち人間の90%の不幸は人間関係に起因していると言われます。

確かに人間関係に問題を抱えているときは、好物を食べても美味しいとは感じられず、

旅行をしても楽しくないものです。

またどんなに金銭的に恵まれた人であっても、健康な体をもっていたとしても、

人間関係で”気に病む(ん)”でいては、幸せを感じることはできません。

では円満な人間関係を築くにはどのようにしたら、良いのでしょうか?

 

① 笑顔。

② コミュニケーションを大切にする。

③ 相手の立場になって考える。

 

苦手だな…と思う相手にも笑顔で接するようにしましょう。

苦手の人、嫌いな人だからと言って、不機嫌な態度をとるのは、

全くエレガントではありません。初めはすこし苦しいかも…でも、

『相手は自分の鏡』と言います。こちらが笑顔で接すれば、相手も笑顔を返してくれるはず。

笑顔はどんな人の心をもほぐし、温め、癒します。





上手くいっていると思っていた人間関係でも、

あるとき突然険悪になってしまうこともあります。

それはほとんどの場合がコミュニケーション不足。

メールしたからいい、ことづけ頼んでおいたから大丈夫、というのでは危険です。

直接会えないなら電話で、声で表現する方が気持ちが伝わるものです。

 

またどんなに近しい間柄でも、家族であっても、お支払いをして

してもらうことであっても、なにかお願いするときは、

『悪いけれど、○○お願いできる?』『もしよかったら○○してもらえる?』

そして『よろしくお願いね。』と付け加える。

いつもしてもらっていることだからと言って、当然のようにしてもらってはいけません。

してもらったら、『ご親切有難う。助かったわ。』というのを忘れずに。

 

これらのことは人間関係の基本として、ヨーロッパの家庭では幼少のときから訓練されます。

食卓で『良かったら、お塩とってもらえない?』

子供部屋で『悪いけど、おもちゃを片付けるの手伝ってくれない?』

そして『どうも有難う。』親が子供に言うのです。

子供は”有難う”と言われれば嬉しいし、このやり取りを子供同士でもしてみたくなります。





良好な人間関係の築き方を子供の頃から学ぶと、きっと人生明るいですよね。

 

この“依頼と感謝”は出来れば相手の目を見て微笑んで言うこと。

それだけでほとんどの人が、『感じのいい人だ。』と思ってくれます。

 

それから『相手の立場に立って考える。』ということ。

びっくりするようなことがあっても、「ひどい!大嫌い!」と思うのではなく、

「なにか事情があるのかもしれない。」

「自分が先に気づかないうちに傷つけたのかもしれない。」

「言い方が気になったけれど、当然のことかもしれない。」

などと思ってみるのです。思い込みによるストレスを軽減するわけですが、

これは心理学では、“認知療法”といいます。

人間というのは、白か黒かで判断できるものではありません。

いい人であっても、体調が悪っかったり、財政的危機にあれば不機嫌にもなるし、

悪気はないのに照れや強い思いから、ついきつい言い方をしてしまうこともあるのです。

 

不幸の90%が人間関係に起因しているのなら、

より良い人間関係を築く技さえ身に着ければ、90%の不幸がなくなるわけです。

9月からの新学期、ハッピーで平和な日々を送れると良いですね。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。