2016.11.30

今年のクリスマスには煮込み料理はいかが?『牛の赤ワイン煮の作り方』

11月最後の日は、曇りですが穏やかなお天気でしたね。

明日は雨の予報。春の庭づくりのために庭仕事したいのにな。

 

さて11月のお料理教室Cooking & Sweets はクリスマスのおもてなしがテーマでした。

本日は母の得意料理でした『牛の赤ワイン煮』の作り方をご覧いただきます。

まず材料はコチラ↓。





牛固まり500g、玉ねぎ、にんじん、セロリ、赤ワイン、ブーケガルニ、アスパラガス、マイタケ、蕪

デミグラスソース缶詰、マギーブイヨン、塩、胡椒、砂糖、オリーブオイル、ブランデー





肉を50度洗い後、キッチンペーパーでしっかり水分を吸い取り、強めに塩コショウをする。

オリーブオイルを熱したフライパンですべての面に焼き色を付ける。





肉を取り出し、同じフライパンで肉汁をつかって香味野菜…にんじん、玉ねぎ、セロリを炒める。



煮込み用の厚手の鍋に赤ワインを入れ5分ほど煮詰めてから、いったん火を止め、

炒めた香味野菜、肉、マギーブイヨン、ブーケガルニをいれ、

肉にかぶるぐらいの水を足し、灰汁取りシートをかぶせて、

始めは強火、沸騰したら弱火にして3時間煮込む。





3時間後火を止めて、涼しいところに一晩おく。翌朝肉を取り出し、ラップに包んでチルドに入れ、

煮汁は濾して、煮詰める。





デミグラスソース、お砂糖、ブランデーをいれ味を調えたら、カットした肉を入れ、30分ほど煮込む。



ゆでた蕪、アスパラガス、パリパリに素揚げにしたマイタケを添えて供す。

 

こちらの料理は見かけもお味も豪華な割に、数日前に準備出来きるところが良いところ。

おもてなし当日は何かと忙しいもの。

今年のクリスマスは煮込み料理をメインにして賢くスマートにおもてなしをなさってはいかがでしょうか。

大人の余裕を感じていただけますよ。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。