2018.1.7

内需アップの特効薬?『寿命予想付長生き保険』(←ありません。)

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明日は成人の日ですね。晴れ着をお召しになった方々を見るのは良いものです♡

天気予報は傘マーク。明るいうちはなんとか持ちこたえますように…!

 

 

ナントカミクスの効果か、企業の景況感は5四半期連続上昇、

11年ぶりの高水準となったそうです。

企業の内部保留は400兆円、個人資産も平均1800万円だとか…!( ゚Д゚)

日本人はお金持ちですね。

でも自分を裕福と感じるかと問われれば、

「全く!(否定)」とお答えになる人がほとんどだと思います。

災害・戦争の脅威、病気、事故、失業の不安、株価や為替のリスクなど、

不安要素がありすぎて、お金があっても使えない、

貯めても貯めてもまだ不安…というのが日本人の現状なのではないでしょうか?





(注文していたカーテンが届いたので取り付けました。ダークカラーは

部屋が狭く感じるからと敬遠されますが、昼と夜の雰囲気がガラッと変わり私は好き。)

 

企業の内部保留を給与アップにまわしてもらうことに関しては、

政府も色々手をうっているようですので、門外漢ながら

個人が安心してお金を使うアイディアをここで提案させていただきたいと思います。

 

お金を貯蓄に回す一番の原因はなにかと考えるますと、

“長生き”リスクに備えて…ではないでしょうか?

そこでこの不安への答えとして提案したいのは『寿命予想付き長生き保険』。





(窓の大きさに合わせていたbefore。学生の下宿部屋みたい…。

afterのように床までのカーテンにするとぐっと大人の雰囲気になります。)

 

加入希望者にはまず、人間ドックの他、最新のDNA検査受けてもらい、

「あなたは○才○か月まで生きるでしょう。」と寿命予想をします。

そして加入者はその予想寿命まで掛け金を払います。

保険会社は予想寿命を過ぎた分の生活費(例えば月20万円)を、保険金として亡くなるまで支払います。

つまり、来るかどうかわからない未来のために、どこまでもどこまでも

際限なく貯めなくてはならないという強迫観念から自由になり、

今を楽しく有意義に生きるために、安心してお金を使えるというわけです。

 

ちなみにもし予想寿命まえに亡くなったら、本人はもちろん遺族も何ももらえません。

長生きリスクのための保険ですから。

でも自分の寿命を知れば人生の設計が格段にたてやすくなりますので、

もしこの保険が売り出されれば、加入希望者が殺到がすること間違いなしです。





(夜の母のお部屋。クリーム色のカーテンで貴婦人の部屋のよう…。左の窓二つは腰高です。)

 

この保険の肝はもちろん、寿命の予想の精度にかっています。

予想を超えて長生きされると、保険会社は支払いがこんで大変になります。

売り出し価格ははじめは高額になるかもしれませんが、

予想を得意とするAIを駆使すればかなり精度が上がるはずですし、

未来を知りたいのは人の常。寿命を知ることが出来るこの保険がよく売れれば

値段もだんだん安く設定できるようになるでしょう。

 

『寿命予想付き長生き保険』いかがでしょうか?入りたくなったのではないでしょうか?

ぜひご検討くださいね!(←だから、ないんだって!)

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。