2016.5.3

原田治子の理想の生き方? ”ブッシュマン”と”スタインボック”

汗ばむほどの陽気…朝からカエルの鳴き声もにぎやかですし、明日は雨かな?

連休の合間の平日、いかがお過ごしでしたでしょうか?





窓辺のアイスバーグ。完全に開くとこんな感じに。花芯がキレイ。

 

『原田治子Story』、楽しみに読んでくださって、有難うございます。

なかなか続きが書けなくてごめんなさい。

何と申しましょうか。『原田治子Story』は私が書くのではなく、

『次はこれを書いてね!』という母からの希望があって書いている感じなので、

それがないとまとまらないと言いましょうか、気合が入らないといいましょうか…。

そのうち必ず続きを書きますので、もう少々お待ちいただければ幸いです。

 

代わりと言うのは何ですが、母についてふと思い出したことございますので、

本日はお庭のお花の写真をお見せしながら、それについて書かせていただきます。





ジャーマンアイリス、花茎4本が次々咲いています。奥にはジギタリス、コデマリ、デルフィニューム。

 

私が子供の頃、『ブッシュマン』、正しくはサン人、

アフリカ、カラハリ砂漠に住む狩猟採集民族が話題になったことがあります。

彼らについての本を呼んだ母は、自然を敬い、過不足なく狩猟採集し、

身分や地位などがなく、男女も全くの平等という彼らの社会にとても感銘を受け、

よく話してくれました。

沢山のエピソードの中でも、母の一番のお気に入りは『スタインボック』のこと。

小型のレイヨウの一種で、肩型45~60㎝ほどの草食動物。

半砂漠や雑木林まで生息地は様々ですが、群れを作らず、単独行動をするため、

姿を見ることは『ブッシュマン』であってもまれだそう。

その『スタインボック』を『ブッシュマン』は精霊として、敬っているのだそうです。

なぜなら『スタインボック』はどんな名人が射ても弓があたらない、

神様が守っているからというのです!





テッセン。日があまり当たらないところなのですが、沢山お花を付けました。

 

ある方が『三本の矢』の話をしてくださったことがあります。

(アベノミクスには関係ありませんよ。)

突然の不幸に見舞われたとします。これが一本目の矢。

2本目の矢は、そのダメージによって自分の精神と体まで害してしまうこと。

さらに、それによって友人を傷つけたり、仕事に穴をあけてしまい、

信用を失うことが、三本目の矢というのです。

そして二本目、三本目の矢のダメージは、一本目の矢よりずっと大きく、

回復まで数年かかることも珍しくないのだと…。

 

アフリカの野生動物に限らず、わたくしたちも危険がいっぱいの世の中に生きています。

どんなに気を付けていても、災難や不幸、悪意などから完全に逃れることは出来ません。

でも、スタインボックのように射られても『傷つかない』ことは、出来るかも知れませんし、

『三本の矢』のお話しでいえば、二本目、三本目の矢は避けることが出来るかもしれません。





ダイダイの花。花は地味ですが香りがゴージャス!玄関一歩出ますとこの香りに包まれます。

 

母は『我が道を行く』申しますか、誰の思惑も気にしないところがありました。

そして、自分は守られているから傷つかないんだ、と強く信じていました。

でもそれは、もともとそういう性格だったのではなく、

そういうふうに努力したからだったのかも知れないと、ふと思った…今日でした。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。