冷えびえ凍てついてますね。皆様ご無事でいらっしゃいますでしょうか?
今日はセンター入試開始、受験生も大変です。
温かいお飲み物で温まりながら読んでくださいね。
昨日の続き、フレンチレストラン『食堂セゾンドール』さんのリポートをしますね。
セゾンドールのランチは、5千円と1万円、このあたりとしてはかなり高めです。
どのようなお料理が出るのでしょう?
一品目、曲げ物の器に入って出てきましたのは、
フォアグラにきな粉とクルミ、そしてトリュフをトッピングしたもの。
いきなり、フレンチの二大珍味出てきました!( ゚Д゚)
フォアグラにきな粉とは新感覚!
帆立貝のカルパッチョ。アサツキとトマト、玉ねぎのソースが綺麗。
銅製の鉢物に盛られて出てきましたのは呼子の蛸のマリネを
いろいろな大根で覆った一品です。
ほんの少し色づいた透き通った大根が美しい。
『唐津うち牡蠣ロワイヤル 有明生海苔の香り』
生海苔の下に大きな牡蠣が二つ。ロワイヤルは洋風茶碗蒸しです。
呼子甲イカのグリル 蕗の薹のオランデーズソース。
オランデーズソースはマヨネーズのこと。蕗の薹のピュレを混ぜると春の苦みを楽しめます。
蕗の薹の天ぷらとコゴミ、ぎんなん、むかごの実が添えられて。
ベビーリーフに隠れていますのは、真鰯。
松の実の焦がしバターをソースにした温サラダ仕立てです。
お料理はまだまだ続きますが、今日はここまで。
『セゾンドール』さんは呼子にお店を持たれていただけあって、魚介料理がお得意のようですね。
お刺身でいただけるほど新鮮な食材にほんの少し火を入れて、極薄い味付けで。
フランス料理というより、洋風懐石といった感じ。
器もほとんど和食器で。
明日は後半5品をお目にかけますよ。お楽しみに!
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。