2016.5.4

図案に合わせたステッチ選びが面白い!『フランス刺繍教室』

大変な雨風でした。せっかく咲いた花たちが、花首から折れて可哀想なことに…。

でも、被災地でテント暮らしをなさっている方々のことを思えば、不満は言えません。

仮設住宅の準備は進められているようですが県内は少なく、倍率がすごいとのこと。

早く全員が、家族と共に安心して住めるお家に移れますように…。

 

このようなお天気でお出かけする気にもなれず、先日の刺繍の続きをしました。





スズランの刺繍。DMC5番と25番使用。右下のお花の内部図解のところは、まだ未完です。

葉のスプリットが大変でした。だいたいスプリット苦手ですし…。

でも、広い範囲をナチュラルに埋めるには、スプリットステッチは最適。

茎や根、英字などを刺すのは、コーチングがすっきりしてていいですね。

花びらは2色使いのサテンステッチにしました。一色でも良かったかな?

 

フランス刺繍はステッチの選択がとても重要になってきます。

こちらは母が、娘時代に習っていたときに作ったステッチ見本図↓。





…なにやら半分ぐらいは、わたくしはやってみたこともないステッチです。

この見本図、すべて一本どりで刺してあります。なんと細かい!

これを実際にご覧になった方は、皆さん驚かれます。





↑こちらら幼児だった姉の絵をもとに母が刺繍したもの。

ベージュの麻のナフキンにヒヤシンス。葉を緑でなくて茶色でしたあるところがシックですね。

サテンステッチ、アウトラインステッチ、バックステッチ、フレンチナッツステッチ使用。





↑こちらは私が幼児だったころ描いた鳩…を元に母が刺繍してくれたもの。

綺麗なステッチで救われていますが、何とも不細工なハトですね。

(誰かに似てるって?…よく、言われます…)

アウトラインステッチ、スプリットステッチ、レゼーデイジーステッチ、バックステッチ

それから尾と手前の翼のところ、これは創作ステッチだと思います。すごい!

 

フランス刺繍のステッチは本来は30ぐらいあると思いますが、

シンプルでナチュラルな感じが好きなので、お教室で使用しますのは10ぐらい

それらを組み合わせて、色や、糸の太さ、糸の引き方などで表現します。

 

お教室では色とステッチを指示した図案をお渡ししますが、持ち込みの図案もOK。

ある程度ステッチを覚えると、ご自分で『こちらは○○ステッチ、そちらは▽▽ステッチ』と

どんどん思いつくようになるので、楽しくなります。

色も、少し刺してみて、どうも違うなと思ったら、ハサミでチョッキンとすれば、

図案だけ残って、色を変えて刺すことが出来ることろも刺繍の良いところ。



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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。