2016.1.9

大勢の中であなたを光らせる『美しい大人のマナー』 お食事編

しばらく新年会のご参加がお続きになると思います。

『大人の美しい言葉遣い』については、前にお話ししましたので、

大勢の中であなただけを光らせる『大人の美しいマナー』をご伝授。

 

新年会ですから女性は色や装飾、どこか華やかさのある服装を心がけます。

ビュッフェパーティーの場合、バッグは小さく、肘か肩にかけられるものを。

それ以外はコートと一緒にクロークに預けます。

 

乾杯はグラスとグラスを合わせる必要はありません。

グラスを顔の高さぐらいに持ち上げて、近くの方と目を合わせて微笑んでください。

ステム(グラスの足の部分)を持つとエレガント。

こぼしそうだったら、ボールの部分を持っても構いません。





さあ、パーティーの始まり!となって、お料理テーブルに我先にと直行するのは、

美しくありません。

初めのうちはグラスだけ手に持って、側にいる人にあいさつしましょう。

そのうち、テーブル回りの人が少なくなってきたら、料理をとりに行きます。

 

お料理は右から左「時計回り」にオードブル、メインディシュ、フルーツ、デザート

と並んでいます。オードブルから順に、全部で3回ぐらいを目安にとりにいきます。

全種類のお料理を食べてみなければ気が済まないのでは、子供っぽ過ぎます。

一皿(一回)に2~3種類をセレクトして、お皿の余白を十分に残してとるのが大人。

お料理をとったら、次の方のためにすぐに料理のテーブルから離れるようにします。





お皿はその都度変えて構いませんが、使ったお皿はお料理の並んだテーブルに置くのではなく、

周りに配された小さいテーブルに置いてください。

 

食べてばかりでも、社交してばかりでも美しくありません。

お食事と会話が半々になるように心がけます。

また、お友達の分までとるのもマナー違反。自分の分だけ取りましょう。

 

最後に、会話のよくあるNGを。

『こちら、もういただかれましたか?美味しいですよ。』

“頂く”は謙譲語ですので、自分の行為を表すのに使います。

“れる、られる”を付けても尊敬語になりません。

正しくは、『こちら、もうお召し上がりになりましたか?美味しいですよ。』





会話美人になる秘訣は、とにかく聞き役に徹すること。

いろいろな問いかけをして、相手に楽しくお話ししていただきます。

相槌は、お相手の言葉を繰り返すのがベスト。

「・・・それでうちの母が・・・」「まあ、お母様が?」

「ところで、近頃うちの会社で・・・」「ほう、御社で?」簡単ですね。

頭のいい人、と思われる必要はありません。感じの良い人と思われるようにしましょう。

そうすればパーティーが終わった後、

「あの感じのいい人のこと、自分は何にも知らない・・・。もっと知りたい!」

と思ってくださるでしょう。

 

そう、つまり相手の話を聞くことこそ、シンデレラの靴なのです。

これはお相手が男女どちらでも、同じです。

 

エレガントライフアカデミーの「二人で学ぶテーブルマナー」では

お食事のマナーとして和食洋食それぞれ2時間ずつ、じっくりレッスン。

さらに後日レストラン、料亭でのお食事会でマナーの確認をしていただけます。

ビュッフェパーティーのマナーは「おもてなし教室」のカリキュラムに組み込まれておりますので、

参加者のマナーと共に、主催者側の心得もお学びいただけます。

 

『美しい大人のマナー』を身に着けて、さあ、新しい世界に出かけていきましょう!

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。