2017.3.22

帰るときのタイミングとマナー 『おもてなし教室』

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3月の『おもてなし教室』はもてなされる側の心遣いがテーマです。

本日は失礼するタイミングとマナーについてお話しいたします。

 

ご自宅に上がらせていただくと、楽しくてつい時間を忘れがちですが、

滞在時間の目安は、お茶で2時間、お食事で3時間と言われています。

前日から「〇時▽分ぐらいになったら、帰る方向にいこう」と心づもりしておくと良いですね。

 

もし数人で訪問した場合は、その中のリーダー的立場の人が、

「そろそろお暇(おいとま)いたしましょうか?」と皆に声をかけます。





帰るときは名残り惜しみつつ、感謝の気持ちを言葉と態度で示します

慌てふためいて、感謝もそこそこに立ち去ることがないように。

 

お借りしたスリッパは玄関(外)を向いて脱ぎ、

内向きに向きを変えて端に寄せてから、自分の靴を履きます。

コートは手に持って出て、外で着る方が良いでしょう。

 

ホステスが見送っている場合は、玄関前でお礼とお別れを言った後、

しばらく歩いてもう一度振り返って、お辞儀をすると丁寧で感じが良いでしょう。

 

もし他の人より帰らなくてはならないときは、

「子供のお迎えがあるので、○○時ごろお暇させていただきます。」などと

理由と時間を伝えておくと、ホステスはその時間までに

お出し物を出し終えるように計画できます。

 

その上で、帰るときは極力さりげなく、

他のお客様に気づかれないように帰ることが出来ると

せっかくの楽しい雰囲気を壊しません。





家に帰りついたら、綺麗なカードやハガキでお礼状を出せるとGood

電話やメールの場合は具体的な点を挙げると、ホステスを喜ばせることが出来ます。

 

失礼するときのタイミングとマナー、いかがでしたでしょうか?

「立つ鳥、後をにごさず」ということわざもある通り、

去り際の美しさは良い印象を残すことが出来ます。

「素敵な方だな、またお招きしたいな。」と思っていただけるような、

美しい立ち去り方を心がけたいものですね。



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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。