「必要なものはすべて与えられる」お金も能力も協力もチャンスも…。100%これを信じられるようになると、未来に対する不安がいっさいなくなり、今を大切にすることが出来るようになります。
「必要なものすべて…」ですから、自分に必要のないものは与えられませんね。つまり今目の前にないものは今のあなたに必要ないものなのです。でも本当は必要ないにも関わらず、欲しいような気がしてしまうのは、自分を人と比べていたり、自分以外の誰かの価値観で考えているから。
でも顔がみんな違うように、性格がみんな違うように、それぞれの人生の目的、課題も異なります。「この人生で何を学びに来ているか?」で必要になるものは違うのです。
例えばカレーを作りたい人にはお肉とカレー粉、ジャガイモ、人参が必要ですが、キッシュを作りたい人には不要ですね。あなたが今回キッシュを美味しく食べるつもりなら、誰かに「カレーを食べるべきだ、カレーを食べないのは変だ」と言われる筋合いはないのです。
もうひとつの可能性として「まだそれを得る段階に達していない」ということもあります。人生の課題にも一年生の次に二年生、そして三年生という順番があって、四年生にいくには二年生、三年生を無事修了してから…というわけです。
ですから今大切にすべきは目の前にあること。目の前にあるものは間違いなく今のあなたに必要なものです。もちろん嫌なことはやる必要はありません。でももし自分でやると決めたことなら逃げ腰ではなく、全力で取り組んでください。持っていないものを望むことをお休みして、全く新しいことにチャレンジするのも良いですね。
その先に想像以上の未来があなたを待っているのです。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。