2016.4.25

憩いの時間 と 小さな支えに…『フランス刺繍教室』応用コース

初夏の陽気に恵まれました。エレアカは久々の休日。

お洗濯にお庭の芝刈りと、陽光を満喫しました。

でも被災地は晴れてもそのようにはいきませんね…。

どうか早く 安心して過ごせる お住まいに、家族みんながお移りになることが出来ますように!

 

昨日は日曜午前の『フランス刺繍教室』基礎コースの様子をお目にかけました。

本日は日曜日午後開催の応用クラスをリポート。まずは作品を拝見。





わぁ~綺麗ですね。昨年数ヶ月かがりで作成した野原の刺繍…、

私はティーコーゼに仕立てましたが、こちらの方はバンブーのハンドルを付けて

バッグにお仕立てになりました。なんて素敵なのっ♡ わたくしも欲しいっ!

でももう一回あの刺繍するのはすごく大変だろうな…。

両面刺繍しなきゃならないし…。う~ん。う~ん。

 

もう一つ作品を仕上げてくださいました。↓





シロツメグサの刺繍を、カナリア色のハンカチに。可愛らしいですね。

このようなナフキンにお弁当を包んで持っていけたら、嬉しいな♡

刺繍をアップで↓。





さすが、応用コースの生徒様。お仕事の美しさが違います!

使用ステッチは、アウトライン、レゼーデイジー、ロング&ショート、リーフの4つ。

ステッチが生きていますね。





さて、今日からはいよいよ『ワイルド・ストロベリー』に取り掛かっていただきます。

わたくしはアルバムに仕立てましたが、こちらはバッグにお仕立てになるそう。

そうですね、持ち歩けると楽しいですものね。





↑コーチングステッチで、英字を刺していくところ。

コーチングステッチは、二本の針と糸を同時に使用する、ちょっと変わったステッチ。

ぐんぐん進むので、わたくしは好きですが、(初めて習ったとき驚いた)

英字を読みやすく刺すには、練習が必要かもしれません。





レッスンの後は、ゆっくりお話ししながら、ティータイム。

こちらの生徒様とは10年ちかくのお付き合いですので、リラックスしてお話しをいたします。

 

このクラスに限らずいつも思いますのは、

皆様いろいろ抱えていらっしゃる中、お運びくださっているのだということ。

妻として、母として、娘として…。ご家族のこと、お仕事のこと、健康のこと…。

皆様、下ろすにに下ろせない いろんなことを抱えながら、

時間をやりくりしてご参加くださっています。なんと有難ことでしょうか!

 

お教室が生徒様にとって、憩いのひとときでありますように…。

そして、一ヶ月を頑張りぬくための、小さな支えになれますように…!



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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。