穏やかな一日になりました。お洗濯ものも良く乾いて、気持ちがいいですね。
昨日試作したフラワーアレンジメントをセンターピースに、
テーブルコーディネートをしてみました。
テーブルクロスは『ミュリエル・グラトー』のクリーム色。
『ミュリエル・グラトー』は留学時代、パレロワイヤルでみつけ、
大ファンになったテーブルリネンのお店。
すべて無地の麻製品なのですが、麻にありがちにざっくり感は皆無。
きめ細かく、端正で、とにかく色数が豊富。
ナフキンだけで少なくとも30色はあったかと思います。
ずいぶん前にパレロワイヤルから移転し、
それ以来パリに行くたびに探すのですが、たどり着けません…。
でもどんな柄や織りのものよりも、こちらのテーブルリネンが好き。
ナフキンは『ミュリエル・グラトー』ではないですが、麻のクリーム色。
ふんわりと春らしく、コックスコームにたたんでいます。
食器は大倉陶苑の「ポピー」のケーキ皿とカップ&ソーサー。
ケーキ皿の下に敷いたディナープレートは同じく大倉陶苑の「メイグリーン」。
いずれも”奥村の叔父様叔母様”からの母への結婚と出産のプレゼント。
「この食器があったから、もてなし好きになった。」と母はいつも申しておりました。
食器が人生を変えることがあるのですね。
カトラリーはエレアカの定番、『フェスター・ベイツマン』(イギリス)。
キャンドルは、カナリアイエローの円柱型のものをガラスのホルダーに入れ、
水を張って、こでまりのお花を数輪、浮かべています。
ティーのテーブルコーディネートに
キャンドルはおかしいとおっしゃる方もいらっしゃいますが、
色を加え、高さを出す目的でわたくしどもは、よく用います。
お客様も「非日常」と「もてなされ感」を感じてくださるのではないかと思います。
エレガントライフアカデミーのフラワーアレンジメント教室は
このようにアレンジメントに合わせたテーブルコーディネートも一緒にご提案。
さらに、それに合うおもてなしもさせていただいております。
そちらについては明日のお教室の様子で、レポートいたしますのでお楽しみに。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。