2016.3.16

春ですね!イースター(復活祭)のテーブルコーディネート

穏やかな一日になりました。お洗濯ものも良く乾いて、気持ちがいいですね。

昨日試作したフラワーアレンジメントをセンターピースに、

テーブルコーディネートをしてみました。




テーブルクロスは『ミュリエル・グラトー』のクリーム色。

『ミュリエル・グラトー』は留学時代、パレロワイヤルでみつけ、

大ファンになったテーブルリネンのお店。

すべて無地の麻製品なのですが、麻にありがちにざっくり感は皆無。

きめ細かく、端正で、とにかく色数が豊富。

ナフキンだけで少なくとも30色はあったかと思います。

ずいぶん前にパレロワイヤルから移転し、

それ以来パリに行くたびに探すのですが、たどり着けません…。

でもどんな柄や織りのものよりも、こちらのテーブルリネンが好き。

ナフキンは『ミュリエル・グラトー』ではないですが、麻のクリーム色。

ふんわりと春らしく、コックスコームにたたんでいます。





食器は大倉陶苑の「ポピー」のケーキ皿とカップ&ソーサー。

ケーキ皿の下に敷いたディナープレートは同じく大倉陶苑の「メイグリーン」

いずれも”奥村の叔父様叔母様”からの母への結婚と出産のプレゼント。

「この食器があったから、もてなし好きになった。」と母はいつも申しておりました。

食器が人生を変えることがあるのですね。

 

カトラリーはエレアカの定番、『フェスター・ベイツマン』(イギリス)。

キャンドルは、カナリアイエローの円柱型のものをガラスのホルダーに入れ、

水を張って、こでまりのお花を数輪、浮かべています。

 

ティーのテーブルコーディネートに

キャンドルはおかしいとおっしゃる方もいらっしゃいますが、

色を加え、高さを出す目的でわたくしどもは、よく用います。

お客様も「非日常」と「もてなされ感」を感じてくださるのではないかと思います。





エレガントライフアカデミーのフラワーアレンジメント教室は

このようにアレンジメントに合わせたテーブルコーディネートも一緒にご提案。

さらに、それに合うおもてなしもさせていただいております。

そちらについては明日のお教室の様子で、レポートいたしますのでお楽しみに。



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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。