2016.11.2

来年のスケジュールできました。パンフ送付いたします。

冬到来。紅茶が美味しい季節になりましたね。皆様温かくお過ごしでしょうか?

体の芯から温まりたいときは、ジンジャーティーが一番!

風邪の引きはじめには、はちみつ入りレモンティーが良いですよ。

近いうちにレシピお教えしますね。



花匠さんで、出来立てのブーケをパシャリ。大人っぽく秋らしい色合いにうっとり…。




さてエレアカは遅まきながら来年度のセミナー計画を始めました。

毎年9月ごろ、母と翌年の『食卓の美学セミナー』『おもてなし教室』のスケジュールを考えていました。

3月は陶磁器フェアの日程を空けて…とか、5月の連休は避けて…とか、

6月は『おもてなし教室』がビュッフェパーティーだから、『食卓の美学セミナー』との間隔を空けて、

Xmasのレッスンは生徒様のために20日より前に両方終わるように…など。

母の体調を考えながら、翌年一年間の日程を決めるのは中々の大仕事。

二人でああでもない、こうでもない言いながらスケジュールを決めたものです。

…一人で決める日が来るなんてね。寂しいな…。

 

でもありがたいことに、来年度のお問い合わせ多数頂いておりまして、お申込みも数件頂戴しております。

色々ございまして、なかなか来年度のスケジュールを作成出来ませんでしたが、

ようやく完成し、本日投かんしましたので、明日か明後日届くことと存じます。

お待たせしたこと、お詫び申し上げます。



黄色のメラレウカで作っていたトピアリーを、ロシアンオリーブでリメイク。シルバーグレーも素敵ですね。




それにいたしましても知り合いのご紹介でもなく、お目にかかったこともお話ししてこともない方が

信じてお申込みくださることとても光栄に、そして同時に信じがたく存じております。

 

『食卓の美学セミナー』は年間コースで、しかも全納制。

いま他の多くのお教室が一回きりの参加OKで、レッスン当日まで生徒を募っていらっしゃるのに、

エレアカは約30年前の設立当初からの募集方法を変えておらず、

生徒様にとっては入りづらいお教室に違いないのに…。(>_<)

 

でもね、母が言葉を思い出します。

『お客さまも生徒様も、神様がお連れ下さるものなのよ。』

ある一人の生徒様がいらしてくださったのは、その生徒様の勉強のためだけではなく、

私にとっての学びのためでもある…ということだと思います。

一回きりで分かることなんてほんの少し。回数を重ねて学ばせていただきたいと思いますし、

エレガントライフアカデミーのことも知っていただきたく思います。





『お教室はね、人数じゃないのよ。年月でもない。

一回一回お一人お一人とどれだけ心を通わせることが出来たかが大切なのよ。』

エレアカはテーブルコーディネートなどのトレンドやテクニックだけをお学びいただくお教室だとしたら、少々高額。

生徒同士、講師と生徒。月に一度心を通わしあって、思いやりや励ましの気持ちを交換したり、

見かけだけでない、真のエレガンスや心の清らかさを追求する場として

とらえていただけたら、と存じております。

 

今年もたくさんの素晴らしい出会いがあり、多くのものを学ばせていただきました。

ほとんどの方が月一回のご参加ですので、それぞれの方にお目にかかれる機会は

11月、12月のあと二回(+お食事会)になりましたが、

一回一回に心を込めて、大切にしたいと存じております。

来年もお付き合いを続けてくださる方もいらっしゃいますでしょうし、

新たな学びとしての出会いもあることでしょう。

 

感謝と共に気の引き締まる思いでいる今日この頃。

今後ともエレガントライフアカデミーをどうぞよろしくお願いいたします。

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エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。