2016.8.4

果物のクッション材を使って和食器を簡単収納。『おもてなし教室』

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リオデジャネイロ・オリンピック開幕直前!

会場づくりが間に合わないのではと心配されたり、市民による反対デモが頻発したり、

出場辞退があったり、国ごと出場禁止の可能性が取りざたされたり…。

いろいろありましたが、なんのなんの盛り上がって参りました。

メダルも大切ですが、選手たちが気持ちよく競技出来たらいいなと思います。

 

「トムは見たい競技あるの?」





「ある。」

「随分真剣ね、なに?」

「サッカー男子と体操男子。体操団体はぜったい見逃さないにゃ!」

「トムは体操(跳んだり跳ねたり)もサッカー(ボール遊び)も大好きだもんね。

じゃあ、しばらくテレビにくぎ付けになるかもしれないから、今のうちに働こうか?」





「働くって?」

 

エレアカは例年8月と1月はお仕事を極力セーブして、

お片付けやお掃除、お家のメンテナンスに充てるようにしています。

本日から食器棚の整理と、掃除に取り掛かろうと思います。まずはリビングの和食器。





和食器は、形も素材も深さもいろいろなので、重ねにくいし、安定も悪いし、

洋食器より収納がしにくい器。

↑のような蓋物類も箱があれば良いですが、ないものは安定が悪いまま、重ねがち…。

地震の時、心配です。そこで、登場するのがこちら↓。





フルーツギフトを頂戴したとき、果物を衝撃から守るために使われるクッション材

これが和食器器の収納にぴったりなのです。





クッション材の輪の中に腕を通して、そのまま食器を引き入れます。

このoneアクションで完了。プチプチをサイズに切って、食器を上に置いて、

四方を包んで、テープで止める…なんて必要なし!

必ずテーブルの上か、床の上で行ってくださいね。





あっという間に、6個完了。テープも紐も必要ありません。

すべて包んでもいいのですが、引っ越しするわけではないので、今回は一個おきに。





お正月用の鶴のお皿。このような不定形のお皿って重ねにくいし、割れやすいんですよね。

しまい込んでしまうと、出さないままとなってしまいがち…。





クッション材二個で左右から包めば、あら簡単、安全。



すべり止めの役目をするので、重ねてもグラグラしません。

もちろん破れても、もったいなくないし。





↑こんな感じで幾庫かやって地震以後気になっていた、和食器の収納庫の整理終わりました。

クッション材の隙間から、どの食器かわかるのも良いですね。

ふ~、これで一安心。どうトム?綺麗になったでしょう?





「ふ~ん、そだね。ボクの入るスペースがにゃいけど?」

「食器棚は猫が入るところじゃありません!」

 

皆様もフルーツギフトが届いた際には、クッション材を捨てないで、

和食器の収納に利用してみてくださいね。簡単かつ安全に包むことが出来ますよ!

 

エレガントライフアカデミーの『おもてなし教室』では、

日常を快適に暮らして頂くためのハウスキーピングや収納もお教えしています。

 

テーブルコーディネート基礎コース『食卓の美学セミナー』修了が、受講資格となります。

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エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。