2017.3.1

欧米人が3月にダイエットするのはなぜ?『四旬節』とは…

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今日から3月、響きは春ですがまだまだ寒いですね。お変わりありませんでしょうか?

キリスト教では今日から四旬節に入ります。





四旬節とは復活祭前の40日間のことで、キリストが公生活(神の国を皆に伝える活動)にお入りになる前に、

40日間荒野で断食をなさったことにならい、

節制をしながら罪を悔い改め、復活祭を迎える心の準備をする期間。

その初日『灰の水曜日』には、信者は司祭によって灰の儀式をうけ、

大斎(普通に食べるのは一日一食。他の二食はごく軽くする)小斎(獣の肉、卵、乳製品を食べない)を行います。





『灰の水曜日』の前日は『マルディ・グラ(こってり火曜日)』といって、クレープを食べる習慣があり、

また2月2日の『ろうそくの祝別の日』にもクレープやベニエを食べます。

“節制期間を迎えるの前にごちそうを!”というわけです。

エレアカもこの習慣に準じ、2月にクレープをお出ししているのです。

 

ともあれ今日より四旬節。

『おもてなし教室』でのお出し物も、例年春の山菜を中心に…。

日本は食材も調理法も豊富ですので有難いですね。





実はこの期間を利用して、冬の間に体にたまった脂を抜くという健康上の理由もあるとの説も…。

確かに『復活祭』の訪れとともに本格的な春が到来します。

コートを脱いだ時のボディーラインの美しさ、陽光の下で見るお肌の綺麗さのためにも、

3月のダイエットは正しいことかもしれませんね。

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。