2016.8.27

渡り鳥と日本と欧米の『幸せ』の違い 『おもてなし教室』

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涼やかな一日でした。限界をとうに越えての連続猛暑。

神様が冷えた息をふうっと吹きかけて、一休みさせてくださったのかな?

おかげで9月のお教室再開に向けて、ずいぶんはかどりました。(^^♪

ところが働きまわりすぎて、ブログのための写真をとったりは出来ず…。

すみません。今日も”お話し”でお許しください。

 

以前新聞で読んだお話しを皆様と分かち合わせていただきたいのですが、

筆者は先日の『マナ』のお話しの四角さんかもしれないし、そうでないかもしれません。

日本と欧米の” 幸福”についての感じ方の違いについてです。

 

日本語の『幸せ』という字は『辛い』という漢字に一本の線を加えていますね。

それは渡り鳥が辛い旅路に一休みする止まり木を意味しているらしいのです。

辛いこと苦しいことの繰り返しである人生に、一筋射す希望の光

あるいは苦行の中のひとときの休息の時間…

日本人はそういったことを幸せに感じるのだそうです。



http://www.chinaviki.com/china-news/9036.html

 

欧米の『HAPPY』はどうかといえば、家族や恋人、仲間と

成功を祝ったり、飲んだり食べたりし、時間を共有することをさすというのです。

たしかにハリウッド映画でしばしば描かれるHAPPYはそういったシーンですね。

 

これは狩猟民族と農耕民族の生活習慣による感じ方の違いがあるのではないでしようか?

狩猟はみんなで一致団結して獲物を追い詰め、

仕留めたら、勝利の喜びをみんなで分かち合います。

農業は田植え、稲刈りなど人手があると助かるときもありますが、ほとんどが個人作業。

日の出と共に家を出て、ひとりでもくもくと作業をこなし、

お昼になって木陰で、家からもってきた握り飯を食べるホッとするひととき…。





現在は職業も生活習慣も多様化しており、『幸せ』と感じることも日本人だから、

欧米人だからと決めつけることには無理があります。

むしろ全くの個人の価値観によって、それぞれ認められてよいべきなのに、

なぜか『幸せ』のイメージが固定観念化してしまって、例えば

友達は多いほうがいい、痩せている方が美しい、結婚したら子供を持つ、家族は仲良く…

こういったイメージから外れた人は自分を不幸だと思ったり、

人から不幸にみられる不安におびえてしまうのです。

自分の幸せは自分だけが知っていることであり、誰かの幸せと同じではありえないし、

人と同じものを手に入れたからと言って、幸せになれるとは限らないのに…。

 

あなたがもし現状に満足していないのなら、

世間一般の『幸せ』の定義に合わせて、やみくもにあちこち動き回るのではなく、

まずは自分にとっての『幸せ』は何か、目を閉じて自分の中を良く調べてください。

幼い頃に楽しかったこと、なんだかつまらなかったこと、

今一番充実感を感じられること、なんだかイライラしてしまうこと…。

自分と他者との関係は?

心地よい環境は?

世間一般やご家族ご友人、雑誌が提供しているイメージなどに合わせる必要はありません。

自分だけの価値観を最優先すればよいのです。

 

そしてあなただけの『幸せ』がわかったら、

どうぞそれに向かって小さな一歩を踏みだしてください。

もしそれが本当にあなたに合っていることならば、実現はそう難しくないはずです。

なぜならそれを手に入れるために必要なものは、生まれたときから備わっているからです。

合ってないことを勘違いして望んでいるなら、他の人は簡単に手に入れていることでも、

あなたにとってはとてつもなく難しくなります。





さあ、自分だけの『幸せ』を見つけて、

実現のための第一歩を踏み出してくださいね!

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Writer


エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko


福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。

90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。

2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。