今日は随分としっかり(←変な表現…)雨が降っています。
昨日までにあらかたの庭仕事終えてて良かった。
この雨でよく根がほぐれて、肥料もしみこむはず…。
タイミングよくお仕事出来るとうれしいですよね!
さてエレアカは仕事納めとなりましたが、もう一つ重要なことが残っていました。
それは、生徒の皆様からお預かりしたお金を各団体に寄付すること。
まずは国連WFP(食料計画)へ3万円。
世界では9人に1人が飢餓に苦しんでいます。その人数およそ8億人。
食料不足なのだから仕方ないとお思いでしょうか?いいえ、実は世界には人に十分な食料があります。
人が食べられる穀物が、バイオ燃料として使われていたり、牛などの家畜のえさになっていたり、
紛争などで必要なところに届かなかったり、日本を含めた先進国で食べられるのに捨てられたりすることで、
食料配分の不均衡により飢餓が起こっているのです。 詳しくはコチラ→国連WFP
国連WFPは飢餓と貧困をなくすことを使命とする国連唯一の食糧支援機関。
災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、
毎年平均80ヵ国で、女性や子供などに食糧支援を行っています。
エレガントライフアカデミーのテーブルコーディネート教室
『食卓の美学セミナー』は年間授業料5万円の5%をこちらに寄付することを
お約束しているチャリティー付きセミナーです。
今年は生徒様からお預かりした金 + α で3万円寄付することが出来ました。
有難うございました。
そして熊本地震義援金として、18,5185円。
最も大地震の危険が少ないとされていた九州内陸部だけに、
3月の地震は大変な衝撃でした。
避難所は閉鎖されたといっても、仮設住宅でお暮しの方も多く、
生活再建には数年~十数年かかると言われています。
でもそんな中にあって、報道に登場する被災者の方々の明るい笑顔、
助け合う姿には感動を禁じ得ませんでした。
熊本から6年お通い下さっている生徒様は、毎年12月のレッスンの際に
そっと『ご寄付』を置いてお帰りになります。
昨年までは国連WFPの寄付に加えさせていただいておりましたが、
今年は私の分も含めて、熊本へお返ししたいと存じます。有難うございました。
ペシャワール会に1万円。 こちらはわたくし個人で。
今から15年ほど前、西日本新聞にペシャワール会代表の中村哲先生が
『新ガリバー旅行記』という連載をなさっていらっしゃり、
その示唆に富みながらもユーモアを忘れない素晴らしい文章のとりこになり、
ペシャワール会の会員となりました。
会員となりますと、年数回会報が届き、会の活動報告を読むことが出来ます。
中村先生もほぼ毎回文を寄せてくださっていて、
それを読むのが私の何よりもの楽しみ。
過酷な状況の中、みんなで困難に立ち向かい、驚くような工夫で乗り切る様子、
現地スタッフとのギャップを超えた心温まるエピソードも大好きです。
詳しくはコチラ→ペシャワール会
生徒の皆様のおかげで、今年も無事一年間お教室を運営することが出来、
お預かりしたお金の中から、支援したいと思う団体へ寄付することが出来ました。
ご報告しますとともに、心より感謝申し上げます。
皆様、本当にありがとうございました。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。