刺繍やフラワーなどティータイム付きのお教室のための、11月のティーテーブルです。
今月は秋らしく黄色×赤の紅葉カラーでコーディネート。ダマスク織のクリーム色のテーブルクロスは、春も秋も重宝します。食器はノリタケのインペリアルスイート。ナポレオン1世のアンピール様式をベースとしたデザインが優美。
センターピースにはフラワー教室で作りましたリンゴとバラのトピアリーを。センターピースの花はお互いの視線を遮らないよう、高さ25cm以内がお約束ですが、高い場合はお席に着いいただいてから背景に移動させればOK。
紅葉した葉やリンゴをクロスの上にも置くことで、花とテーブルがつながります。
アフタヌーンティーにシャンパンを付けるのが流行ですが、フルートグラスはテーブルに高さを出すにも役立ちます。ノンアルカクテルや炭酸水を入れるのも良いでしょう。
フィレンツェ製のナフキンをファイヤーにたたんでヨーロピアンクラシックな雰囲気をお楽しみいただきます。
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。