昨日の寒さとは打って変わって、秋晴れの気持ちの良い日和となりました。
トランプ大統領誕生でこの世の終わりかと思いましたが、う~ん…?国内外思いのほか歓迎ムード?
「決まってしまったものは仕方がない、何とか4年間うまくやっていくしかない。」という感じでしょうか?
それにしても多数決が万能ではないと思い知りました。人間は間違えるのです。
核兵器が使われてから、「へへ、間違っちゃった!」では済まされないのですが。
さてテーブルコーディネートのお教室が終わり、次のお教室の準備をしております。
クリーム色のテーブルクロスにマゼンダのナフキン、センターピースは林檎とバラのトピアリー…
強烈な既視感ですが、10月とは食器が異なります。
11月の食器はノリタケ『インペリアル・スイート』。
エレアカは月ごとに使用する食器が決まっています。
だからインペリアル・スイートに会うと『ああ、またこの季節が巡ってきたんだな。』という気分になります。
一昨年は母とティータイムを楽しんだものです。
またしてもタイムスリップしたかのような林檎のタルトですが、先ほど焼きました。
昨年お菓子の教室Cooking & Sweetsで作りましたよね。お教室の前には試作もするので、昨年どれだけ食べたやら…。
それでも久しぶりに作ったら少し失敗しちゃった!(>_<)一年たつと忘れるものですね。
リンゴの出始めの今、皆様もきっとお作りになると思いますので、わたくしの失敗を踏み台にして下さい。
まずタルト型に生地を敷きこむとき、底の部分にクッキングシートを敷いてください。型から綺麗に出すためです。
セロテープを輪にしてつければ、ずれません。
林檎を炒めるときはフタをしないように。フタをするとジャムになってしまいます。
水分を飛ばすことが必要です。
林檎の種類によってレシピの砂糖とレモンは調節して下さい。
昨年は甘いシナノスイートやシナノゴールドを用いたのでレモン汁を半個分入れましたが、
紅玉ですと酸味が強いのでレモン汁は必要ないです。炒めながら味見してください。
紅玉は2個ぐらい余分に購入してください。
見た目ではわからないのですが、切ってみると傷んでいることが結構あります。
タルト上部の飾りのリンゴは、焼くと縮むので十分に重ねながら並べます。
それでも見た目と食感はまあまあ、お味の方はパーフェクトに出来ました。
私の失敗を参考に、今年も是非チャレンジして下さいね。
さて、次のお教室が何かといいますと…
フランス刺繍教室でした~。生徒様にはクリスマスガーランドの刺繍を課題に出しています。
可愛らしい生徒様にお目にかかるのが楽しみ♡刺繍どこまでできたかな?
エレガントライフアカデミー代表
原田 章子 Harada Shoko
福岡市に生まれる。福岡雙葉小学校、中学校、高等学校卒業。白百合女子大学文学部、国文学科卒業。
90年代よりテーブルアートを志し、フランス留学。料理学校『コルドン・ブルー』、『リッツ・エスコフィエ』で料理と製菓を学ぶ。公爵夫人マリー・ブランシュ・ドゥ・ブロイユに師事し、フランス食文化史を学ぶ。パリの生花店『コム・オ・ジャルダン』で修業。その後も定期的に渡仏し、同店で研修を受ける。
2015年、母、原田治子逝去に際し、エレガントライフアカデミーの代表に就任。当Blogの執筆も手掛ける。